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2024年12月23日月曜日
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台風3号「ケーミー」による深刻な被害状況…台湾や中国、フィリピンなどで洪水・山崩れなどの災害被害広がる

引用:ニュース1

台風3号「ケーミー」により台湾、中国、フィリピンなどで深刻な被害がでている。

26日(現地時間)中国現地のメディアによると、台湾を通り25日夜に中国に上陸した台風3号「ケーミー」により、60万人以上の避難者と約2億円の災害被害が発生している。

台風3号による避難者は、この日の午前6時時点で、福建省(Fújiàn Shěng)の7つの市、59の県、721の郷(町村)で62万8600人以上であると集計された。

農作物の被害面積は85.13ha(ヘクタール・1haは1万㎡)、直接的な経済損失は約1146万元(約2億円)とされている。死亡者、行方不明者などの人命被害はまだ報告されていない。

台風「ケーミー」の直接的影響圏に入った福建省では、この日の午前6時まで、250~400㎜の豪雨があった。

中国気象当局は現在「ケーミー」が時速約20kmの速度で北西に移動し、この日の夜中に江西省(Jiāngxī Shěng)に移動後、次第に弱まると予測している。

中国当局は福建省地域に、今年初めて発令した最高レベルの台風赤色警報を、この日の午前に警報がオレンジ色に一段階引き下げた。

台風「ケーミー」は中国の前に台湾を襲い、5人の死者と531人の負傷者を出した。

台湾第2都市である高雄(カオシュン)が水没し、24日0時から前日の午後9時30分までの累積降水量が1000㎜を超え、2261棟の建物が水没したと報じられている。農業の被害規模は3億6503万台湾ドル(約17億円)に達すると集計された。

これは2009年8月に1100億台湾ドル(約5182億円)規模の被害と386人の行方不明者を出した台風「Morakot」以来、最悪の被害状況であると把握されている。

外信によると台風「ケーミー」の台湾上陸の前にフィリピンでは、洪水と山崩れが発生し、死者が合計33人に達したそうだ。

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