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2025年02月27日木曜日
ホームニュース中国のガソリンスタンド、電気自動車普及で「廃業ラッシュ? 」5年以内に約2万軒が消える

中国のガソリンスタンド、電気自動車普及で「廃業ラッシュ? 」5年以内に約2万軒が消える

中国で電気自動車の普及が進む中、今後5年以内に国内のガソリンスタンド約2万軒が廃業するとの予測が示された。

中国石油グループ経済技術研究院が発表した「2024年国内外石油ガス産業発展報告」によると、現在約11万軒ある中国内のガソリンスタンドは2030年までに9万軒へと減少する見通しだ。新エネルギー車(電気自動車、ハイブリッド車、水素燃料車)の普及拡大に伴い、ガソリン需要が縮小することが要因とされる。

中国における新エネルギー車の販売台数は2023年に前年比41%増となり、過去最高を記録した。2024年時点で累計台数は3,140万台を超え、全自動車の8%以上を占めるに至っている。

こうした変化を受け、一部のガソリンスタンドは顧客確保のため、電気自動車向けの充電設備の設置や、コンビニやカフェの併設など新たな取り組みを進めている。しかし、売上の減少を補うには至らず、廃業を余儀なくされる事例も増えるとみられる。

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