ドナルド・トランプ米大統領は中国のSNS「TikTok（ティックトック）」の売却に4つのコンソーシアムが参加している事を明らかにした。
9日（現地時間）、ロイター通信によると、トランプ大統領はこの日、フロリダ州パームビーチからワシントンD.C.に戻る専用機内で記者団に対し、「TikTokの売却交渉には4社が参加している」と述べ、「近々売却が発表されるだろう」と語った。
米政府は以前、「TikTok禁止法」に基づき、1月19日までにTikTokを米国資本に売却するよう命じていた。しかし、トランプ大統領は就任直後の20日に売却期限を75日延長する行政命令に署名し、期限を4月5日に変更した。
現在、TikTokの買収を希望するコンソーシアムはロサンゼルス・ドジャースの元オーナーであるフランク・マッコート氏やオラクルなど4グループで、TikTokの企業価値は約500億ドル（約7兆3,947億2,801万円）に達するとされている。
トランプ大統領はTikTokの買収に関して、米中がそれぞれ50対50の株式を保有するが、米国側の取締役会の議席数が1つ多くあるべきだという仲裁案を以前に発表している。
