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2024年10月05日土曜日
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毎年注目の日本全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」発表!翻訳小説部門で1位の栄冠に輝いた作品は…

読者の心を癒す『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』が翻訳小説部門で1位に輝く 日本全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」の翻訳小説部門で、人々の疲れた心を癒す韓国の2作の小説がそろって1位と3位を占めた。 11日、出版界によると、ファン・ボルム作家の長編小説『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の日本語版(訳:牧野美加)が、2024年の本屋大賞翻訳小説部門の1位を獲得した。さらに、キム・ホヨン作家の長編小説『不便なコンビニ』の日本語版(訳:米津篤八)も同部門で3位に入った。 2004年に設立された本屋大賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であったりすることが多い一般的な日本国内の文学賞と異なり、日本全国の書店員たちの「いちばん!売りたい本」の投票で受賞作が選ばれ、翻訳小説部門は2012年に新設された。韓国原作ではこれまで、ソン・ウォンピョン作家が2020年の『アーモンド』(訳:矢島暁子)、2022年の『三十の反撃』(訳:矢島暁子)で1位に輝いたことがある。 ファン・ボルム作家の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』は、会社員だった主人公が燃え尽き症候群を経験した後、小さな書店を開き人々と本を介して交流しながら、お互いを癒していくという内容の小説である。 韓国の電子書籍プラットフォームで最初に出版されたのち、読者たちの要望に応えて2022年1月に紙書籍として出版された。現在までに韓国では25万部が販売され、日本では昨年9月に日本最大級の出版社、集英社から出版された。この作品は、日本以外にもアメリカ、イギリス、ドイツ、ブラジルなど全世界25カ国で海外ライセンスに関する契約が締結されている。 3位に入った『不便なコンビニ』も、ソウルの靑坡洞(チョンパ洞)にある路地裏のコンビニを舞台に、生活苦の中でも今日を生きる近所の人々の日常をあたたかい視線で描いた小説である。 先日10日に東京で開かれた授賞式には、ファン・ボルム作家も出席した。 彼女は受賞スピーチで、「こんな風に生きていていいのかと心に迷いが生じ、仕事もうまくいっていない時にこの小説を書き始めた。周囲の注目が集まる位置から外れた人々を通じて、どの道を進んでも人生は続いていくと伝えたかった。私がそうだったように、一見、道を外れたように見えるすべての人を応援している」と話したと、出版社の「CLAY HOUSE」が伝えた。

愛らしい子役…現在は「精神医療施設で暮らしている」と告白

映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に出演し、多くの人々に愛された俳優のジェイク・ロイドが、精神科リハビリテーションで治療を受けていることが明らかになり、人々に衝撃を与えた。 去る13日(現地時間)海外メディア「Scripps News」は、俳優ジェイク・ロイドの母であるリサ・ロイドとのインタビュー内容を公開し、ジェイク・ロイドが精神科リハビリテーションにいることを報じた。 インタビューでリサ・ロイドは、昨年ジェイク・ロイドが精神科リハビリテーションに入所したことを明らかにした。リサ・ロイドは、「昨年3月、ジェイク・ロイドが3車線の真ん中で車のエンジンを止めた容疑で警察に逮捕された」とし、「刑務所の代わりに精神科リハビリテーションに入所した。18ヶ月間治療を受けなければならない」と説明した。 さらに、リサ・ロイドは、彼が子供の頃から精神的な問題を抱えていたと告白した。リサ・ロイドは「ジェイクが高校生の頃から問題を起こし始めた。ある日、ジェイクが『自分がどんな世界にいるか分からない』と言った」とし、ジェイク・ロイドが精神障害を患っていることを正直に打ち明けた。 そして2007年、ジェイク・ロイドは双極性障害と診断されたという。薬物治療も試みたが、効果が得られないまま大学に入学することとなった。リサ・ロイドは「ジェイクは頻繁に欠席し、誰かに追われていると考えているようだった」と、ジェイク・ロイドが大学生活に馴染めなかったと伝えた。 大学入学から1年後、ジェイク・ロイドは大学を中退し、治療に専念し始めた。リサ・ロイドは「病院で『統合失調症』と診断された。診断後、ジェイクはうつ病を患った」と、「とても大変な時期だった」と付け加えた。 治療後もジェイク・ロイドは精神疾患を克服できず、2015年には高速道路で警察に追跡される事件を起こした容疑で、10ヶ月間刑務所に収監されたこともある。 一方、ジェイク・ロイドは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の若きアナキン役で世界的な注目を集めた。しかしその後、俳優としては売れず、作家へと転向した。

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