4.5 C
Tokyo
2024年12月19日木曜日
ホームタグ宇宙

タグ : 宇宙

土星の環が消える瞬間が再び訪れる!2025年3月、13.7年に一度の神秘的な天体ショー

太陽系で最も鮮明な環を持つ惑星「土星」が、来年3月には環平面通過により、土星の環が非常に薄く見え、あたかも消えたように見える見通しだ。4日(現地時間)、米航空宇宙局(NASA)によると、2025年3月23日に土星の環が地球から見て環平面と一致するため、一時的に土星の環が地球から視 ...

ブラックホールの解像度が史上最高に!EHTが捉えた最も詳細なM87ブラックホールの画像

ブラックホールの研究が新たな転換点を迎えた。写真=記事の内容に関連したイメージ/Paopano-shutterstock.com5日、韓国の朝鮮日報の報道によると、事象の地平線望遠鏡(EHT)が先月27日(現地時間)にM87ブラックホールを史上最高の解像度で観測することに成功した ...

地球と太陽のラグランジュ点における衛星ミッションの現状、L1とL2の探査機活動

■「ラグランジュ点」 探査の歴史現在、地球と太陽の間にある5つのラグランジュ点のうち、L1とL2では様々な衛星と探査機がそれぞれの任務を遂行している。NASA(アメリカ航空宇宙局)は1994年、L1に太陽風研究衛星「ウィンド(WIND)」を、1997年には宇宙エネルギー粒子研究衛 ...

火星内部の深部に液体水の貯水池発見!地殻深10〜20kmに隠された水の存在とその意味

火星の岩石地殻の深部に液体状態の水が大量に蓄えられている貯水池の存在が明らかになった。12日、CNNやBBCなどの報道によると、カリフォルニア大学バークレー校のマイケル・マンガ教授が率いる研究チームは ...

星間宇宙を旅する「ボイジャー1号」、46年の時を超えてデータ送信を再開

星間へと進んだ最長寿の宇宙探査機「ボイジャー1号」が、半年ぶりに復旧した。米航空宇宙局(NASA)は、公式ブログを通じて、地球から約240億キロ離れた場所にある探査機ボイジャー1号が、13日(現地時間 ...

イーロン・マスクのビジョン実現へ!スペースXのスターシップ、再び軌道試験へ挑戦

イーロン・マスク率いる宇宙開発企業「スペースX」の月・火星探査を目標とした大型宇宙船「スターシップ(Starship)」が、4回目の地球軌道試験飛行を行なった。14日(現地時間)アメリカ・テキサス州南 ...

40光年先の「グリーゼ12b」…生命の息吹を感じさせる地球外惑星の可能性!

地球から40光年離れた魚座に位置する冷たい赤色矮星「グリーゼ12」付近で、生命体が存在可能な太陽系外惑星が発見された。英国王立天文学会(RAS)は24日(現地時間)、オーストラリア・英国・日本・アメリ ...

地球を守るための太陽研究…磁場生成位置の発見が太陽嵐リスクの予測モデルの改善につながる

太陽嵐の謎が400年ぶりに解明された。先月12日から世界で観測されたオーロラは、太陽嵐により発生した。太陽嵐はオーロ ...

21年ぶりのG5等級太陽嵐が地球の大気を彩り、極地以外でもオーロラが輝く!

約21年ぶりに最も強力な太陽嵐が発生し、極地以外の地域でも美しいオーロラが観測された。12日(現地時間)のアメリカCNN放送によると、アメリカ国立海洋大気庁(NOAA)の宇宙気象予報センター(SWPC ...

小型ロケット「カイロス」が発射直後に爆発、日韓の民間宇宙産業の現在地

スペースワンの小型ロケット「カイロス」発射5秒後にシステムが中断し爆発韓国でも民間宇宙産業育成に注目 去る13日、宇宙事業関連企業「スペースワン」の固体燃料式小型ロケット「カイロス」が、打ち上げ直後に空中で爆発したというニュースが伝えられた。 カイロスは日本の民間企業が主導して開発した最初のロケットであり、日本中で大きな関心を集め、発射の様子がメディアでもリアルタイムで生中継されていた。機体の爆発により、日本各地で残念がる声があがっている。 日本経済新聞や共同通信、NHKなどの日本の主要メディアによると、13日午前11時1分、スペースワンは和歌山県串本町に位置する自社の敷地内に整備したロケット発射場「スペースポート紀伊」でカイロスを打ち上げた。 日本の民間企業の夢がつまったカイロスは、打ち上げから約5秒後に自律飛行安全システムが飛行を中断し、ひどい轟音とともに空中爆発して粉々になった。 ロケット爆発の余波で、発射場付近の山々が焼け焦げてしまったという話が伝わってきており、機器の残骸があちこちに散らばっている様子も確認できたという。ただ、現地ではすぐに消火作業が行われ、特段の被害は発生せず人的被害もなかったのことだ。今回の機体爆発について、スペースワンは詳細な調査を進めていると話している。 ロケットの名前である「カイロス」は、契約から打ち上げまでの時間を短くするなどの思いから、「時」をつかさどるギリシャ神話の神の名前から名付けられた。カイロスは高さ18m、重さ約23tの固体燃料式の小型ロケットに分類される。このロケットは、従来日本が主力としていたロケットの3分の1レベルの高さで、重量は10分の1と比較的小ぶりなサイズで、保管が容易な固体燃料を使用しているため、効率を最大化したものとなっている。 スペースワンには、精密機器メーカー「キャノン電子」と重工業を主体とするメーカー「IHI」の子会社である「IHIエアロスペース」、大手総合建設会社「清水建設」、「日本政策投資銀行」などが出資している。 世界的に小型衛星関連市場が拡大すると予想し、迅速な市場参入と目標達成のために研究を活発に進めている。今回のプロジェクトにおいて、キヤノン電子はロケットの駆動系と電子制御に関する部品を、IHIエアロスペースはロケットのエンジンと関連する部品開発を担当したという。 しかし、スペースワンのロケット開発は必ずしも順調に進んだわけではなかった。2021年に部品調達が遅れるなどの問題が発生し、計画通りに打ち上げを進められず、計4回も延期された。また、3月9日には、海上警戒区域に身元不明の船舶が侵入し、安全上の問題で5回目の延期が決定された。このような困難な状況を乗り越え、3月13日、ついに打ち上げには成功したが、わずか5秒での爆発となり期待に応えることはできなかった。 当初の計画では、打ち上げ後段階的にロケットが切り離され、最後は約51分40秒後に液体燃料が切り離され、内閣官房の人工衛星1機を軌道に投入する予定となっていた。 今回のカイロスの打ち上げ失敗により、スペースワンの大株主、キヤノン電子の株価が急落するなど、失敗の余波は大きい。 日本だけでなく、韓国でも民間主導の宇宙産業の技術開発に向けた政府の支援が高まる動きを見せている。 今月13日、慶尚南道・泗川市(キョンサンナムド・サチョン市)では、科学技術情報通信部により「大韓民国宇宙産業クラスター発足」イベントが開催された。このイベントには、ユン・ソギョル大統領も出席し、宇宙産業に対する政府の関心の高さがうかがわれた。特に、韓国の学術都市と位置付けられる大田(テジョン)市長のイ・ジャンウは、テジョンを宇宙産業をリードする一流の「宇宙都市」にするという計画を発表した。イ市長は今回のイベントで、テジョンでの宇宙産業クラスターの核心基盤インフラの設立など、テジョンが担う役割について紹介し、今後の発展方向と未来像について発表する場を持った。 イ市長がイベントで提示した発展方向の主な内容としては、まず、宇宙技術革新人材養成センターを拠点としてグローバル宇宙教育ネットワークハブを構築すると話した。また、世界的に脚光を浴びている民間宇宙産業の創出促進のための宇宙技術開発支援と人工衛星「テジョンSATプロジェクト」の推進を明らかにした。 さらに、市内に位置する宇宙航空・ナノ半導体国家産業団地に宇宙企業と関連した支援施設を開発し、民間企業が中心となるニュー・スペースR&Dタウンの造成などを実現して、宇宙産業の成長生態系を構築するという意志を示した。 韓国宇宙航空産業(KAI)は、今年物価上昇などを理由に100億ウォン(約13億円)以上の資金支援を約束し、また、緊急資金融資条件の緩和などの政策を実施すると発表した。このような韓国宇宙航空産業の決定に、韓国内の中小の協力会社は、グローバル航空宇宙産業のサプライチェーン崩壊による様々な問題を一緒に考え、韓国航空宇宙産業の持続的な成長のために生産能力の強化に率先して取り組むと話している。 ソン・ホチョルKAI運営センター長は、「国内外の航空宇宙産業の経営環境は非常に厳しいのが実情だが、成長力のある完成機輸出の拡大と機体事業の回復などで韓国航空宇宙産業の第2の成長力を保持できるだろう」と述べ、韓国の宇宙航空産業が危機を克服することを期待した。

読まれています