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韓国で今年初めて観客数1,000万人を突破したオカルトミステリー映画の日本公開が決定!
2024年に入り、初めて観客数1,000万人を突破した映画となった『破墓(パ・ミョ)』が日本公開を準備している。 17日、『破墓』の配給会社「SHOWBOX」の関係者は、「日本で韓国映画のコンテンツ事業を展開する『KADOKAWA Kプラス』と日本配給のライセンス契約を締結した」とし、「しかし、具体的な公開日や時期についてはまだ決まっていることはない。日本はある程度(時間的な)余裕をもって外国映画の公開を準備するほうだ」と話した。 先んじて、日本の配給会社であるKADOKAWA Kプラスが『破墓』の日本公開を準備中だと伝えられていた。 映画『破墓』は、巨額を受け取り、怪しい墓を改葬する風水師と葬儀屋、シャーマンたちに起こる怪奇的な事件を描いたオカルトミステリー作品である。2月22日に公開された『破墓』は予想をはるかに超える速さで観客数1,000万人を突破し、累計観客動員数1,156万5,479人を記録した映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)を抑え、歴代観客動員数18位に名を連ね、現在もなお上映が続いている。 『破墓』のストーリーを分析すると「反日」関連のイシューがあがることが多い。ある家族の祖先の話から日韓の近代史につながっていくストーリーラインは登場人物の名前や映画に登場するアイテムなど、伏線がいたるところに散りばめられており、観客が何度も映画館に足を運ぶ要因となった。 『破墓』のチャン・ジェヒョン監督は、トーク番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演し、「隠された伏線を観客の皆さんが見つけてくれてありがたい」とし、「映画に100ウォン硬貨を投げるシーンがある。しかし、硬貨の裏には李舜臣将軍(*)がいる。偶然撮影したものだが、映画のメッセージと一致したと説明した。 (*豊臣秀吉がすすめた文禄・慶長の役において朝鮮水軍を率いた将軍) 「反日」関連のイシューが絶えず取り上げられた映画だけに、日本の観客に受け入れられるか早くから注目されている。 写真=「SHOWBOX」
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「新たな傑作ホラー誕生!」レジェンドオカルト映画が前日譚として戻ってきた
6月6日午前6時...映画『オーメン:ザ・ファースト』 映画『オーメン:ザ・ファースト』は、修道女になるためにアメリカからローマの教会にやって来て奉仕活動を始めるマーガレットが、悪の化身を誕生させようする教会の邪悪な陰謀に直面し、すべてを明らかにしようとした時、さらなる「戦慄の真実」と向き合うことになる物語を描いている。 修道女になるためにローマの教会で奉仕活動を始めたマーガレット(ネル・タイガー・フリー)は、ローマでの新しい生活の中、彼女の信仰を揺るがす暗黒の闇に直面する。徐々に迫り来るおぞましい恐怖がついにその正体を現し始める。 映画『オーメン』はオカルトジャンルのレジェンドとされる作品だ。「666」のアザを持って生まれた悪魔の子、ダミアンを中心に展開される恐ろしい事件を描いた映画で、1976年に公開された。今回公開された『オーメン:ザ・ファースト』は、1976年公開作の前日譚のような作品だ。 『オーメン:ザ・ファースト』では長い間西洋人たちにとって恐怖の対象とされてきた「666」がどこから来たのか、その始まりに遡る。 監督:アルカシャ・スティーブンソン / 出演:ネル・タイガー・フリー、ビル・ナイ、ラルフ・アイネソン、他 / 視聴年齢:【PG12】 / 劇場公開:4月5日 ©2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
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観客動員1,000万人達成間近の『破墓』、あまりの人気に中国のオンライン上ではやっかみも
最近、ある中国人ネットユーザーが韓国映画『破墓(パミョ:韓国語原題訳)』(制作・配給:SHOWBOX)に関するレビューを投稿し話題になった。彼は自身のX(旧Twitter)アカウントに、「中国では顔に文字を書く行為は非常に侮辱的かつ屈辱的な行為だ。韓国人が顔によくわからない漢字を書くのは本当にばかげている。韓国人がかっこいいと思っている行動は中国人目線では非常に滑稽だ」という文章を残した。 これに対し、韓国のネットユーザーたちは、「『破墓(パミョ)』は韓国映画だし、顔に文字を書くことも、韓国で見たときにはまったく侮辱的ではない」、「韓国文化を無視した無礼な発言」、「偏った視点だ」、「どのような経路で見たのか(*中国では現在未公開)」など様々な反応を見せ、舌戦を続けている。 このような国家間でのちょっとした論争まで巻き起こすほど高い人気を証明している『破墓(パミョ)』、オカルトミステリージャンルの韓国映画として初の観客数1,000万人突破を目前に控えているが、いまもなお衰えることのない上昇気流を見せている。 オカルトミステリージャンル初の観客数1,000万人突破に挑戦中の『破墓(パミョ)』、ロングランヒット突入 韓国のオカルトミステリージャンルの映画として初の観客数1,000万人突破に挑戦中の『破墓(パミョ)』は、衰えを見せない勢いを維持しながら記録達成に向けた長期戦に突入した。果たして夢の記録、観客数1,000万人を達成することができるのか、 3月の映画界では、このエキサイティングな記録の達成に業界全体の期待が高まっている。 チャン・ジェヒョン監督が演出した『破墓(パミョ)』は、2月22日の公開以来、1日も欠かさずボックスオフィス1位を守り続け、11日までに累積観客数817万7,225人を記録した。公開4週目でかつ平日という悪条件の11日にも13万5,265人を動員し、2位の『デューン 砂の惑星 PART2』(3万1,246人)の観客数に4倍もの差をつけた。 『破墓(パミョ)』が見せるおさまることのない勢いは、1,000万人突破への期待をさらに高めている。もちろん、達成可能性は十分だ。 まず、『デューン 砂の惑星 PART2』以外にこれといった競合作が見当たらない状況は、『破墓(パミョ)』にとって、明確な好材料である。韓国では同じ作品を何度も見ることを「N次鑑賞」と呼んでいるが、「N次鑑賞」の雰囲気が早くから形成されていることも非常に大きい。また、800万人突破を記録した時点で、直近のヒット作と比較した新たな口コミに触れた中高年層の動員も勢いを増す要素となっている。 実は、『破墓(パミョ)』はもっとも近い時期に観客数1000万人突破の大ヒットを達成したキム・ソンス監督の『ソウルの春(英題:12.12: The Day)』(累計1312万人)よりかなり速いペースで動員数を伸ばしている。公開18日目に累計800万人を突破した記録は、『ソウルの春』と比較しても7日も早い。 昨年11月公開の『ソウルの春』も、やはり序盤は20代30代の観客が大半を占めたが、その後、映画の完成度と込められたメッセージに対する関心が全年齢層に広がり、中年・老年層まで映画館へ足を運ぶようになり、観客数1,300万という大ヒットを記録した。 現在『破墓(パミョ)』を取り巻く雰囲気も当時と似ている。ただ、そのスピードが『ソウルの春』よりもだいぶ速いという事実から、その底力を知ることができる。 ●韓国のオカルトミステリー映画歴代最高観客数、映画『哭声/コクソン(英題:The Wailing)』687万人 『破墓(パミョ)』が観客数1000万人を突破した既存の韓国映画と比較して、さらに注目される理由は、オカルトミステリージャンルというマイナージャンルで突出した成績を記録しているからだ。科学や理性では到底説明できない超自然的な現象を扱ったオカルトミステリージャンルは、これまで韓国映画が力を入れてきた、時代劇やアクション、捜査物などのジャンルに比べ、比較的「非主流」とされてきた。 しかし、2015年のチャン・ジェヒョン監督作『プリースト 悪魔を葬る者』(544万人)、2016年のナ・ホンジン監督作『哭声/コクソン』(687万人)の相次ぐ成功に後押しされ、今では映画やドラマで頻繁に見ることができる大衆的なジャンルとして定着した。しかし、若年層に比べると、中高年層には受け入れられづらいジャンル的な限界のため、1,000万人の観客動員に成功した映画はまだ1本もない。まさに今、その座を「パミョ」が虎視眈々と狙っている。 おそらく『破墓(パミョ)』は海外市場でも国内同様の勢いを見せるだろう。 配給会社のSHOWBOXは12日、『破墓(パミョ)』が全世界133カ国に販売されたと明らかにした。3月23日のモンゴルを皮切りに、インドネシアと台湾、さらにオーストラリアとニュージーランド、シンガポール、マレーシアと順次公開される予定だ。時期は未定だが、北米と英国での公開も行われる予定だ。 『破墓(パミョ)』は、先祖の墓の改葬を依頼された若いシャーマン、ファリム(キム・ゴウン)とボンギル(イ・ドヒョン)が、風水師のサンドク(チェ・ミンシク)、葬儀屋のヨングン(ユ・ヘジン)と破墓を進めながら経験する奇妙な出来事を描いている。 特に、映画には韓国の土俗信仰はもちろん、かつての帝国主義に対する評価も随所に溶け込んでいる。これに対して海外の観客がどのような感想を抱くかにも関心が集まっている。
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