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2024年12月23日月曜日
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海外の人気観光地で現地住民によるアンチ・ツーリズム運動に注意、観光客急増によるトラブルとは?

年内で海外旅行を計画している人々に、新たな懸念が生じている。一部の国が観光税や追加料金を導入すると予告しており、いわゆる「税金爆弾」の懸念が高まっているためだ。特に、ギリシャやスペインなどの人気観光地でこの動きが活発である。引用:ロイター、聯合ニュース7月6日(現地時間)にスペイ ...

世界中が注目している「1週間で1000万円の超豪華クルーズ船」…その内部を公開

①世界最大のクルーズ船 世界最大のクルーズ船が公開された。既存の世界最大クルーズ船といわれていた「ワンダー・オブ・ザ・シーズ(Wonder of the seas)」よりも大きなクルーズ船である。この世界最大のクルーズ船「アイコン・オブ・ザ・シーズ(Icon of the Seas)」が初運航を開始したという。 アイコン・オブ・ザ・シーズは、ロイヤル・カリビアングループ所属の液化天然ガス(LNG)推進船である。ロイヤル・カリビアンは船の製造に約20億ドル(約2670億円)を投資したといい、先月25日に船の命名式が行われた。命名式にはリオネル・メッシも参加し、その後28日に初運航を開始した。 クルーズ船は7泊8日の日程で、アメリカのフロリダ州マイアミから出発し、カリブ海の島々であるセントクリストファー、セント・トーマス、そしてバハマを経由し、再びマイアミに戻るという。 アイコン・オブ・ザ・シーズは重さ25万800t、長さ365mで、タイタニック号のなんと5倍の大きさだといわれている。100階建てのビルが横になっているようなものなのだ。遊覧船には最大7,600人のゲストと2,350人の乗組員が乗船することができるという。 船内には6つのプールやウォータースライダーが完備されており、海上最大のウォーターパークや船上インフィニティプール、アクアドームなどを利用できる。また、47mの高さからスカイウォークを体験できる「クラウンエッジ」や40店以上のレストランやバー、ラウンジも運営しているという。 ②驚きの利用料金とは アイコン・オブ・ザ・シーズの客室はスイートルームを含め全部で27種類で、総客室数は2,805室、階数は20階で構成されている。165㎡規模のスイートルームである「アルティメットファミリータウンハウス」は映画館とカラオケ、卓球台まで設けられているそうだ。全部で3階建てで、階と階の間には最大8人が利用できる滑り台も設置されているという。 一週間クルーズ船の中で過ごしても、退屈する暇なんてないだろう。超豪華クルーズ船なだけあって、様々な付帯施設を備えているのだ。 アイコン・オブ・ザ・シーズはものすごい規模と施設を備えたクルーズ船であるため、料金にも注目が集まっている。クルーズ船の料金はなんと、約2億ドル(約267億円)だという。 最も優れた部屋であるスイートルームを利用する場合は、1週間で7万5,000ドル(約1,000万円)に達するそうだ。料金が高いにもかかわらず、アイコン・オブ・ザ・シーズを利用するために世界中から旅行者が集まっているという。 ③環境団体、懸念の声 しかし、この巨大なクルーズ船は、世界中の環境保護団体の懸念を引き起こしている。ロイヤル・カリビアンは、アイコン・オブ・ザ・シーズが国際海事機関(IMO)の要求値より24%もエネルギー効率が高い船であると主張した。さらに、2035年までにカーボンニュートラル船を導入する計画であることも明らかにした。 しかし、これに対し環境団体は、LNGは従来の海洋燃料よりクリーンな燃料ではあるが、有害な温室効果ガスであるメタンガスを流出する可能性が高いと発表した。そして、ますます大型化する船舶を大きな問題として挙げたのだ。ある環境団体は「収益ではなく、持続可能性を考えるのなら、1万人を収容できるクルーズなんてない」という意見を発表したりもしている。

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