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有名な演歌歌手の個人情報を無断で持ち出し、その家まで訪れた警察官が捕まった。 5日、韓国・大田（テジョン）MBCによると、忠南（チュンナム）警察庁所属の30代の女性警察官Aは、このような不適切な行為が明らかになり逮捕された。 Aは昨年4月、ソウルに住む有名な演歌歌手の家を訪れた。住所は警察内部ネットワークを通じて知った。 捜査を担当する警察官は、捜査に必要な場合のみ、住所などの個人情報を閲覧することができる。そして、その情報を閲覧した場合、上級警察官の承認を得る必要がある。 しかし、Aは上司への報告なしに私的な目的で個人情報を閲覧したことが明らかになった。 警察は、Aを個人情報保護法違反の疑いで逮捕し、同時に職位解除と懲戒手続きを開始した。 改正された個人情報保護法は、個人情報を私的な目的で利用する行為を厳しく禁止し、違反した場合、5年以下の懲役または5000万ウォン（約57万円）以下の罰金に該当する刑事処罰を受けることになっている。 しかし、業務外の目的で国民の個人情報を無断で閲覧し、内部で発覚された警察官の数は減っていない。 2021年には、元交際相手の車のナンバーを無断で閲覧した警察官が検察に送致された。 慶北金泉警察署は、2021年5月7日、亀尾（クミ）警察署所属の警察官B（29歳）に対して、個人情報保護法違反などの容疑を適用し、起訴の意見を添えて検察に送致した。 Bは、元交際相手の住所を知るために警察庁のコンピュータネットワークに無断でアクセスし、車のナンバーを閲覧した疑いがかけられている。 警察によると、Bは無断で車のナンバーを閲覧し、その住所を知り、その年の3月28日の夜11時頃、元恋人が住んでいる亀尾市のアパートに行って暴れた。それに対し、Bの元恋人と一緒に住んでいるCさんが警察に通報した。