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2024年11月22日金曜日
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「縫合手術まで…」蹴飛ばした靴を高齢者の顔にぶつけ負傷させても知らんふりした最低の加害者

蹴飛ばした靴で80代の高齢女性の顔に怪我をさせた男たちの集団 苦痛を訴える高齢女性を見ても知らんふり 韓国ソウルの繁華街のひとつ弘大(ホンデ)で、近くを通り過ぎた80代の高齢者の顔に蹴飛ばした靴が当たり傷を負わせたにもかかわらず、なにも応急措置をとらなかった加害者の男とその仲間たちが糾弾されている。 先月13日の朝、弘大のクラブが集まる通りの近くで80代の高齢女性に反対側から飛んできた靴が当たり、顔に大きな傷を負う事件が発生した。 当時の現場周辺の防犯カメラの映像では、杖をついた高齢女性の反対側から外国人を含む11人の男の集団が歩いてくるのが確認できる。集団の一人が地面にあるゴミを蹴ったところ蹴った足と逆側の靴が飛んでいき、その靴が反対側を歩いてきた被害者の顔に直撃した。 靴を蹴飛ばした加害者の男は顔に傷を負って苦しむ被害者を見ても、平然と靴を拾いそのまま自分の仲間たちとともに被害者の横を通り過ぎていった。 防犯カメラの映像には、80代の被害者が何の応急処置も施さないまま去って行く男の集団を一度見た後、顔をおさえて苦痛を訴えるシーンがそのまま録画されていた。 韓国の放送局「チャンネルA」は、被害者は眼鏡が壊れるほどの大きな衝撃を受け、鼻筋が裂けてしまったため、縫合手術を受けなければならなかったと伝えた。 警察に通報した被害者である高齢女性の息子はチャンネルAに対して、「(相手が)外国人かどうかではなく、高齢者がそのような負傷を負っていたのなら、謝罪したり何か対策を取ったりするべきだ。いたずらとは決して言えない」とし、「母は今非常に不安を感じていて、息子として非常に腹が立っている」と語り、加害者の集団に対する怒りを打ち明けた。 通報を受けた警察は、防犯カメラの映像を分析し、加害者とその集団を追跡し、彼らの犯行に故意性があったかどうかなど調査する予定であると発表した。

暴力団にもMZ世代の波?恐喝や違法賭博などで逮捕された構成員の内、大半が20代と30代

新設暴力団の構成員は20~30代が中心 ライバル団体との抗争に備えて総合格闘技のトレーニングを行い、風俗業者を対象に恐喝を繰り返した20~30代の若者たちが集まる新設暴力団の構成員たちが逮捕された。 韓国の京畿(キョンギ)南部警察庁の警察機動隊は、15日、暴力行為等の処罰に関する法律違反(団体等の構成・活動)の疑いで、平澤市(ピョンテク市)一帯で活動していたA暴力団の行動隊長B(34歳)ら12人を拘束し、44人を不拘束起訴したと発表した。 彼らは行動規範、連絡体制、会合、脱退した構成員に対する報復等、統率された指示系統で、ライバル団体との対立や暴力を伴う利権介入など、新設暴力団を構成し活動していた。 Bは、2020年12月13日、部下である構成員の一部が京畿道南部を拠点とする最大の暴力団と揉めたという情報を聞き、構成員20名余りを緊急招集し、組織間の抗争に向けた準備をすすめた疑いを受けている。 併せて拘束されたC(47歳)は2022年6月3日、ライバル団体が運営する風俗店の利権を奪うために、風俗店に押し入り、従業員を暴行するなどの騒ぎを起こし、抗争に備えて構成員10名余りを招集した疑いを受けている。 B、C以外に拘束されたD(36歳)などの4人は、2015年4月から昨年8月まで、平澤市の風俗店30余りを対象にみかじめ料(用心棒代)の名目で、毎月100万ウォン(約11万円)、合計で2億3,000万ウォン(約2,550万円)相当の金品を恐喝した疑いがもたれている。 また、他の構成員をバットなどで暴行して傷害を負わせたり、ボードゲームカフェを借りて、違法賭博を主催したりしたなどの疑いもある。 警察は過去1年7ヶ月にわたり、構成員同士の通話履歴や防犯カメラ映像、銀行口座の確認、収監された構成員の聴取記録などにより、計26件の犯罪に関する疑いを確認した。 A暴力団は、地域の喧嘩が得意な10代の青少年を入会させるなどの方法で組織を拡大し、行動隊長のBはライバル団体との構想では決して負けるなと後輩たちに総合格闘技のトレーニングを指示したといわれている。 今回逮捕された56人の構成員の内、49人がMZ世代と呼ばれる20~30代で、彼らが組織の大半を占めていたことが確認された。 これまで警察は、A暴力団に対して二度にわたり犯罪団体組織罪を適用しようとしたが、証拠不十分などを理由に当該法律を適用することができなかった。 これについて、警察は、A暴力団の構成員たちが起こした事件の判決文を分析して組織の実体を証明し、これまで彼らが犯した事件の中で公訴時効が過ぎていない事件をまとめて、「暴力行為等の処罰に関する法律」第4条に規定された犯罪団体組織罪を適用した。犯罪団体組織罪で確定判決を受けた暴力団は、組織に入会するだけでも懲役2年以上に処される可能性がある。 警察関係者は「組織暴力をはじめとする国民の平穏な日常を脅かすすべての犯罪に対して強力に処罰する」と述べ、「警察は組織改編に伴い、犯罪現場に水原(スウォン)・城南(ソンナム)・烏山(オサン)・始興(シフン)・富川(プチョン)の警察機動隊を前線配置し、強力に対応する予定だ」と語った。

臨時アルバイトが悪質手法で100万円以上をコンビニからだましとり賭博で溶かす…オーナーは涙で心境吐露

「交通系ICカード」などにチャージ、現代ならではの犯罪 一日だけ働く臨時アルバイトを雇ったところ、8時間で約1000万ウォン(約112万円)を盗まれたコンビニエンスストアオーナーの不運なエピソードが伝えられた。 コンビニエンスストアを運営するAさんは、最近オンラインコミュニティ「Bobaedream」に本人に起きたいまでも信じることができない悲しい出来事を投稿した。 彼はオンラインの求人プラットフォームを通して、20代の「一日臨時アルバイト」を雇い、身分証明書と口座のコピーだけ受け取り仕事を任せた。 正午から23時まで臨時アルバイトに仕事をお願いしていたオーナーは、20時頃に外から商品の発注をしようとしたが、その際に怪しいものを発見した。 売上記録に「交通系ICカード」と「Naver Pay(*)」のチャージが数秒ごとに記録されていたのだ。異常を感じたオーナーは警察に通報後、店に向かった。 (*NAVERが提供するサービスで事前に決済手段を登録することによりスマートフォン決済が可能となる) コンビニエンスストアに到着すると、警察が先に着いており、アルバイトを捕まえていた。 売上の詳細を見ると「現金支払い」が約1000万ウォン(142件)記録されていたが、金庫には現金がなかった。実際に受け取ったお金は1ウォンもなかったのだ。 実はアルバイトが合計142回にわたって「交通系ICカード」と「Naver Pay」に約1000万ウォンをチャージしていたのだ。 アルバイトはこのようにだましとったチャージ金額を中古商品取引市場の電子商取引を通じて現金化し、インターネット賭博で使い果たしたものとみて警察の捜査を受けた。 警察はアルバイトを現行犯で逮捕し連行した。しかし、アルバイトはオーナーに雇われた立場だったため、窃盗や強盗ではなく、コンピュータ使用詐欺罪が適用されたという。 コンピュータ使用詐欺罪とは、コンピュータなどの情報処理装置に虚偽の情報や不正な命令を入力し、情報処理するように誘導し財産上の利益を得ることで成立する犯罪だ。 オーナーは「臨時アルバイトは犯行を計画して来た奴だが、詐欺をするかどうかなんてどうしたらわかるというんだ」と憤り、「お金はインターネット賭博で一発で失ったそうだ。被害額の補償を受けたいが『ない』と言われて苦しい」とつらい胸の内を語った。 この話を聞いたネットユーザーたちは、「最近の若者たちは怖い、悪い意味でメンタルが強すぎる」、「弁護士を雇って横領罪を調べる方が早いだろう」などの反応を示した。

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