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2024年11月23日土曜日
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ミン・ヒジン代表のADORをめぐるHYBEの行動に異議あり!HYBEの不適切な監査行為によりADORのプライバシーを侵害…違法監査と業務妨害に関する公式声明

BTSが所属する韓国の大手芸能事務所・HYBEとNewJeansが所属するHYBE傘下のレーベル・ADORが、ミン・ヒジン代表の経営権奪取疑惑をめぐり争っている中、HYBEが違法な監査を行ったという疑惑が浮上した。 ADORの法律代理人である法務法人世宗(セジョン)は10日、HYBEが深夜に女性社員の家までついて行き、ノートパソコンはもちろん、会社の所有物ではない個人の携帯電話まで渡すよう要求するなど、業務範囲を超えた監査を行ったと明らかにした。 ADOR側は「HYBEの監査チームが、9日午後7時にADORのスタイルディレクションチーム長(中間管理職)に対する監査を開始した。彼らはチーム長の家まで追いかけてきて、ノートパソコンと携帯電話の提出を要求し、『協力しないと警察に行くことになるぞ』、『背任・横領の状況が明確だから告訴するしかない』などと脅迫し、精神的プレッシャーをかけた」と主張した。 HYBEの監査チームは、ADORとスタイルディレクションチーム長との契約関係に問題を提起した。 当初、「NewJeans」については、内部の構成員が広告撮影を行うことになっている。しかし、「NewJeans」の人気に伴い、全てのスケジュールをこなすことができず、広告撮影に関するスタイリングは、外部の人材を通じて行われた。これは、3月にHYBEの担当部署にも共有されていることだ。 しかし、HYBEは内部の構成員がADORからインセンティブを受け取る代わりに、スポンサーがフリーランサーに支払う金額を受け取ることを問題視している。ADOR側は「ADORに金銭的な損害を与えていないため、HYBEが主張している横領は成立しない」と明らかにした。 ADOR側は「HYBEは無理な監査を行っただけでなく、夜10時を過ぎた深夜に女性社員の家にまでついて行き、ノートパソコンの使用同意についての署名を強要するなど、普通の会社ではありえない常識を超えた行為を行った」と指摘した。 更に「手続きや内容に問題がないにもかかわらず、『背任横領の状況が明確だ』と主張すること自体が、HYBEの経営陣が業界に対する理解がないことを裏付ける証拠だ」とし、「今回の監査方法も、業務妨害、強要、プライバシーの侵害などに該当する違法なものである」と強調した。 そして「今回の強制監査が、HYBEによる情報操作に利用される可能性があるため、先に事実をありのままお伝えすることになった」とし、「現在、監査を受けた女性社員は不安に襲われ、精神的な苦痛を訴えている。5時間以上にわたり威圧的な状況の中で作成された個人情報に関する使用同意は、撤回する考えであり、告訴も検討している」と伝えた。 最後に「HYBEの経営陣は業務の特性を考慮せず、手続きと実質において合理的に行われた取引を横領だと断定すること自体が、業界に対する理解が不足していることを示している。監査を理由に、非効率と業務妨害を行っているのはどちらなのか、簡単に判断できるだろう」と付け加えた。 <以下、 ADOR側の公式発表全文 > HYBEの監査チームは、仕事が終わった5月9日の夕方7時頃、ADORのスタイルディレクションチーム長に対する監査を始めました。監査は5時間以上続き、5月10日の深夜にかけて続きました。会社の中で仕事をしていた社員の家までついて行き、ノートパソコンはもちろん、会社の所有物でない個人の携帯電話まで要求するなど、業務範囲を超えた監査を行った。さらに、「協力しなければ警察に行くことになる」という非常に深刻なレベルの脅迫をするなど、監査の権限を乱用して精神的な圧力をかける非常識な行為を行った。早朝からスケジュールがあると話しても、強制的な監査行為が続いた。これは明らかな業務妨害といえる。 構成員によると、HYBEの監査チームは ADORとスタイルディレクションチーム長との契約関係に問題を提起し、この内容が『背任横領の状況が明確なので告訴する予定だ』というなどの精神的な圧力をかけたという。しかし、このような契約関係は業界での商慣行であり、これは昨年2月にHYBEのHR部門とER部門にすでに共有されていたことだ。このような不快な監査を行わなくても十分に把握できる内容だ。 広告業界では通常、撮影が行われる際に、ヘア、メイク、スタイリングを担当する外注スタッフを活用するが、通常はフリーランサーを雇い、スポンサーとフリーランサーとの間に別途、契約が結ばれる。 ADORでは、NewJeansの広告撮影を行う際に、このようなスタイリングを担当する外注スタッフを活用する代わりに、内部の構成員が本業務を遂行してきた。外注スタッフよりも内部の構成員の方が、安定的に業務を遂行することにより、スタイリングの一貫した品質を維持し、急なスケジュールの変更にも柔軟に対応し、アーティストたちのプライバシー管理にも役立っていたからだ。このとき、内部の構成員はスポンサーからスタイリング費用を支給されるが、ADORは内部の構成員のインセンティブを算定する際に、このスポンサーから直接支給された費用を考慮した。 2023年のボーナスを算定する過程で、NewJeansの広告が当初の予想よりも多く、広告以外の業務が増え、広告のスタイリング業務をすべて内部で行うことが困難と判断された。そのため、2024年からはその業務過程を修正し、広告撮影に関するスタイリングは、外部の人材を通じて行うことに合意した。この内容はすでに2月にHYBEのHR部門とER部門に共有されていた。現在、HYBEが問題視しているのは、内部の構成員がADORからインセンティブを受け取る代わりに、スポンサーがフリーランサーに支払う金額を受け取ることについてであるが、ADORに金銭的な損害を与えていないため、HYBEの主張とは異なり、横領は成立しない。これは、HYBEがシェアードサービスとして提供している人事関連業務の記録を通じて、簡単に確認できる内容だ。 合理的な意思決定過程を通じて、当事者間の合意を結んだ内容でありながら、昨日、HYBEは突然これを問題視し、該当するスタイルディレクションチーム長に対して無理な監査を行っただけでなく、夜10時を過ぎた深夜に女性職員の家までついて行き、ノートパソコンの使用同意に関する署名を強要するなど、通常の会社ではあり得ない常識を超えた行為を行った。手続きや内容に問題がないにもかかわらず、『背任横領の状況が明確だ』と主張すること自体が、HYBEの経営陣が業界に対する理解がないことを示すものだ。今回の監査方法も、業務妨害、強要、プライバシーの侵害などに該当する違法なものといえる。 ADORがこの件を深刻に捉えているのは、先日、副代表に対して行われた強制的な監査と同様に、なんとしてでもADORとミン・ヒジン代表を問題視したいというHYBEの思惑が垣間見れるからだ。HYBEは4月4日に監査と同時にその内容をマスコミに公表して以来、あらゆる形でマスコミを活用した誹謗中傷を行っている。今回の強制的な監査も、このような情報操作に活用されかねないという懸念から、ありのまま当該事実を知らせることになった。 現在、その構成員は不安に襲われ、精神的な苦痛を訴えている。5時間を超える威圧的な状況で作成された個人情報に関する利用同意は、撤回する計画であり、業務妨害、強要に対する告訴も視野に入れている。  HYBE経営陣は職務の特性を考慮せず、手続きと実質において合理的に進められた取引を横領と断定すること自体、この業界に対する理解が不足していることを自ら示している。 監査を理由に、非効率と業務妨害をしているのはどちらなのか、簡単に判断できると思われる。

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