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2024年11月23日土曜日
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中国の有人宇宙船「神舟18号」、宇宙ステーションにドッキング成功

中国の国営新華社は26日、中国独自の宇宙ステーション「天宮」を利用して科学研究などを行なう有人宇宙船「神舟18号」を成功裏に打ち上げたと報じた。 中国は前日の午後8時59分(現地時間)に甘粛省の酒泉衛星発射センターから発射体「長征2号F」に有人宇宙船神舟18号を搭載して打ち上げた。メディアによると、神舟18号は中国の宇宙ステーション、天宮に成功裏にドッキングしたことが明らかになった。 この日、宇宙船には葉光富(44・リーダー)・李聡(35)・李広蘇(37)の宇宙飛行士3人が搭乗した。葉光富飛行士は中国軍の陸軍大佐で、2021年には神舟13号に搭乗し、183日間の宇宙任務を遂行した経験がある。李聡と李広蘇飛行士は初めての搭乗だ。 3人は天宮宇宙ステーションで6ヶ月間滞在予定である。彼らは宇宙遊泳(EVA)、現地の学生向けのライブ科学講座、一連の貨物および科学実験などを行なう予定だ。 天宮は「天上の宮殿」を意味し、2021年に建設を開始して2022年末にT字型の3つのモジュールを完成させた中国独自の宇宙ステーションである。アメリカとロシアを中心とした世界各国が参加した国際宇宙ステーション(ISS)の約20%の大きさで建設されている。中国はこれを10年間占有する予定である。 中国は2011年にNASAプロジェクトの参加が禁止となり、事実上ISSから排除された。これに対し、習近平国家主席の指導のもと、独自の宇宙関連研究開発を推進してきたのである。

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