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2024年09月09日月曜日
ホームトレンドエムバペが仏2部チームを買収…財政難にあえぐフランスサッカー界を救うか

エムバペが仏2部チームを買収…財政難にあえぐフランスサッカー界を救うか

エムバペが仏2部チームを買収…財政難にあえぐフランスサッカー界を救うか

サッカーフランス代表の主将で新シーズンからレアル・マドリードに加入するキリアン・エムバペがプロサッカークラブのオーナーになる。

29日(現地時間)、フランスの日刊紙「Le Parisien(ル・パリジャン)」の報道によると、エムバペは1,500~2,000万ユーロ(約25~33億円)を投じて、フランスのリーグ2部「リーグ・ドゥ」に所属するSMカーン(スタッド・マレブル・カーン)の株式80%を取得し、筆頭株主となった。

1998年12月生まれで、現在25歳のエムバペはプロサッカークラブの最年少オーナーとなる見込みだ。

6月3日、パリ・サンジェルマンから「欧州CL王者」レアル・マドリードへの移籍を発表したエムバペは、2029年6月までの5年契約で年俸1,500万ユーロ(約25.5億円)に加え、契約金ボーナス1億5,000万ユーロ(約255億円)が発生する破格の条件で契約を締結したといわれている。

フランス北西部のノルマンディー地域圏に位置する城下町カーンを本拠地とするSMカーンは、かつてはフランスリーグ1部「リーグ・アン」と2部「リーグ・ドゥ」を行き来するエレベータークラブだったが、2019-2020年シーズン以降は、2部に甘んじている。

昨シーズンはリーグ・ドゥで17勝7分14敗を記録し、6位でシーズンを終えた。1991-1992シーズンの「ディヴィシオン・アン(リーグ・アンの旧称)」5位がクラブの歴代最高成績である。

2013-2014シーズンには現フランス代表のエンゴロ・カンテ(アル・イテハド)や元フランス代表のトマ・レマル(アトレティコ・マドリード)も所属していた。

一方、「EURO2024」1次リーグのオーストリア戦で負傷し、鼻骨を骨折したエムバペは、日本時間で8月1日にミラン戦、8月4日にバルセロナ戦、8月7日にチェルシー戦が予定されているレアルマドリードのアメリカでのプレシーズンマッチツアーには参加せず、現在シーズンオフを過ごしている。

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