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2024年09月10日火曜日
ホームトレンドスポーツ「同じ日本人として恥ずかしい」柔道・阿部詩選手、2024パリ五輪で敗退後の行為に誹謗中傷が続出

「同じ日本人として恥ずかしい」柔道・阿部詩選手、2024パリ五輪で敗退後の行為に誹謗中傷が続出

2024年パリ五輪の柔道女子で2回戦敗退し、号泣する阿部選手に対し誹謗中傷や批判が相次いでいる。

1日(現地時間)産経新聞は、女子柔道日本代表・阿部詩(24歳)の事例を紹介した。

29日、阿部詩はパリのシャン・ド・マルス・アリーナで行われたパリ五輪の柔道女子52kg級16強に出場した。前回の東京五輪では、同種目で金メダルを獲得している。

試合開始から2分14秒、阿部詩は内股で技ありを奪ったものの、50秒後に谷落をとられ一発負けとなった。4年8ヶ月ぶりの個人戦での初敗北となった。

阿部詩はその場に座りこみ、辛うじて相手選手との挨拶を終えその後、突然畳の上で大声で泣き始めた。

声は会場内に響き渡り、約2分間にわたりこの状況が続いた。中継画面に阿部詩の姿が映ると、ネットユーザーから批判の声があがり、阿部詩のSNSには「同じ日本人として恥ずかしい」、「子供じゃないのに泣きすぎだ」といった非難のコメントが相次いだ。

日本時間30日には、自身のインスタグラムで謝罪の言葉を伝えた。

一方、詩の兄・阿部一二三選手は、大会2連覇を達成した。阿部一二三は、金メダル獲得後、「今日は妹の分まで最善を尽くすという思いだった」と感想を述べた。

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