韓国人に人気の海外旅行先上位3位は、日本、ベトナム、アメリカである。日本の場合、20代女性の人気が特に高かった。
5日、新韓(シンハン)カードによると、新韓SOLトラベルデビットカードを発行した100万人の顧客を分析した結果、主なカード利用国は日本、ベトナム、アメリカだったという。SOLトラベルカードは、発売してから5ヶ月が経った7月25日に、発行規模が100万枚を超えた。
月別のSOLトラベルカード利用国のランクを見ると、カードを最初に発売した2月から7月までのTOP3は日本、ベトナム、アメリカであった。
最もランクが上昇した国はイタリアで、2月には15位だったが、5月には4位に上昇し、6~7月も4位を維持した。
オリンピックが開催されているフランスも2月には11位だったが、5~6月には5位、7月には8位を記録した。
タイは最もランクが落ちた国で、2~3月には6位を記録していたが、6月からは12位となった。
スイスは5月に新規参入して17位にランクし、7月までランクを維持している。
テュルキエも7月に初めてランクインし、20位となった。
グアムは、2月には14位だったが、3月は18位、4月は19位にランクし、5月からは上位20位にランクインしない結果となった。
日本は堂々の1位を維持しているものの、隣国である中国が10位以内にも入っていないことが目を引く。中国は2月に17位、その後5月には14位に上昇したが、6~7月には15位に引き下がった。
上位3位である日本、ベトナム、アメリカの利用者構成を見ると、日本の旅行者は女性の利用比率が61.9%、アメリカとベトナムは56%前後でほぼ同じ規模であった。
年齢層別に見ると、上位3位の国の全てが30代の利用比率が最も高く、次に利用比率が高い年齢層は日本の場合は20代、アメリカ・ベトナムは40代とやや差が見られた。
月別の利用国数は、2月には70か国に過ぎなかったが、徐々に増加し、5月には126か国、6月には133か国と、2倍弱増加した。
新韓カード関係者は「時間が経つにつれ、上位3位国の利用比率は減少し、ヨーロッパ諸国の利用ランクが上昇しており、東南アジアの利用ランクは下降傾向である」と説明した。