2024年上半期にロシアを訪れた外国人観光客の半数以上が、中国人観光客であることが明らかになった。
TACC、中国メディア新華社などによると、ロシア観光運営者協会は5日、国境税関資料を分析した結果を伝えた。
今年6ヶ月間に観光目的でロシアを訪れた外国国籍の旅行者数は58万4600人で、このうち30万1900人が中国人観光客であった。中国人観光客は、COVID19以前からロシア行き海外旅行者の絶対多数を占めていた。
2019年上半期にロシアを訪れた中国人観光客は59万2000人で、当時全ての入国者の1/3弱を占める数字であった。
今年上半期に入国した中国人観光客数は当時より減少したが、中国人観光客の比率は今年の方がより高くなっている状況だ。
ロシア観光運営者協会によると、今年の外国人観光客入国者数は昨年同時期比3倍に増加した。ロシアの外国人観光客の中には、中国の他にトルクメニスタンやテュルキエが最も多い割合を占めている。
ロシアと西側諸国の関係が悪化する前まで、ロシアに最も多く訪れた外国人観光客はドイツ人であった。