韓国で中国語を話す外国人観光客の迷惑行為により中華圏の観光客に対し、反感を持つ人が増えている。
8日、韓国の放送局「JTBC」の時事番組『事件班長』によると、前日、ソウルの有名カフェに中国語を話す外国人観光客が5人のグループで訪れた。
彼らはドリンク2杯とデザートを注文した後、カフェの2階で食べ始めたという。
このカフェでは「ワンオーダー制」をとっており、人数×1ドリンクを注文することが必須となっているため、カフェのスタッフはドリンク3杯の追加オーダーをお願いした。
しかし、彼らは断固として追加オーダーを拒否し、カフェ側と口論にまで発展した。
最終的にグループの1人が「食べかけのデザートをテイクアウトしたい。もう出るから」と言い、彼らは店を出ることになったが、なんと、店を出る前に飲みかけのドリンクのカップを投げ、テーブルとソファにわざとドリンクをこぼしていったという。
また、カフェのスタッフに対して中指を立てるなど、最後まで攻撃的な態度はおさまらなかった。
カフェの2階はドリンクで汚されており、カフェの店主は憤りを隠すことができなかった。
店主は『事件班長』とのインタビューで「彼らが出て行った後に2階の状況を知って、とても腹が立った。このような非常識な行動をどうしてできるのか理解できない」と不満を訴えた。
ニュースを見た多くのネットユーザーが「韓国をバカにしているのか」、「この動画が世界中に拡散されてほしい」、「モザイクなしで公開してほしい」と非難の声をあげた。
また、一部のネットユーザーは「ワンオーダー制に不満があったとしても、このような無礼な行動は決して許されるものではない」と指摘した。
さらに、動画が拡散されることで、中華圏の観光客に対する否定的なイメージがさらに強まる可能性も指摘されている。
先月14日には、あるオンラインコミュニティに「飲食店でタバコを吸う無神経な中国人女性(*)」というタイトルの投稿が掲載された。投稿された写真には、江南(カンナム)にある飲食店の中で堂々と電子タバコを吸っている女性の姿が写っていた。
その時間帯には子供たちも店内におり、ネットユーザーの反感はさらに強かった。
スタッフや店主が何度禁煙だと制止しても、食事を終えるまで堂々とタバコを吸い続けたという。
*韓国では2015年よりすべての飲食店で全面禁煙が導入されている。