女性芸能人が豊胸手術を行う時に好むバストサイズは、一般人と変わらないという医療界の証言があった。女性芸能人は一般的にバストのボリュームをできるだけ大きくしたがるだろうという世間の認識とは異なるようだ。
最近、豊胸手術の専門医チェ・サンムン院長が自身のYouTubeチャンネルを通じて、芸能人の豊胸手術経験談を公開した。
彼は、どのような芸能人の中でもどの職業群が多く来院したかという質問に対し、「ガールズグループが多く来られた」と述べ、「所属事務所がアイドルを連れてくる場合もあれば、アイドルが自ら密かに連絡をしては帽子にマスク、マフラーまでして、誰が見ても『この子は芸能人だ』という雰囲気で現れる場合もある」と紹介した。
芸能人たちはどのような方法で手術を受けるのだろうか。
チェ院長は、具体的な手術方法について「アイドルは踊ることが多い。腕を多く使うため、脇の下に切開を入れるよりも『胸の下切開』を好むことが多い」と述べ、「芸能人だから(インプラントを)350cc、400ccで華やかに入れると思われがちだが、目立たず自然な250cc台が最も多いと思う」と明かした。
また「大手3社の所属事務所があり、そこに少々名の通るアイドルは全て200cc中・後半程度を入れている」と付け加えた。
韓国の女性が豊胸手術を行う際、最も多く選ばれるインプラントのサイズは250cc程度であるという。芸能人が好むサイズとほとんど変わらない。
チェ院長は「芸能人は身分が露出されることを非常に嫌がる。我々は胸の病院なので、徹底的に隠したいと思う場合が多い」と述べ、「病院では芸能人の名前を呼ばない。芸能人の中には変わった名前の方が多いためだ」と伝えた。
芸能人の職業別に手術方法も少し異なると言われている。
チェ院長は「女優さんはそれぞれのキャラクターや特性がある。清楚なイメージ、官能的なイメージ、ハイティーンのイメージなど」と述べ、「清楚なイメージの女優さんの胸をグラマラスにすると、少しイメージバランスが合わない。そのため、その方のイメージをまず見る」と説明した。
また、「私が知らない女優さんがいらっしゃることがある。そのような方々にはフィルモグラフィーをまず拝見してサイズを推薦する」と述べ、「海外での活動が多い方には耐久性の強いインプラントを推薦し、露出シーンが多い方にはジェル自体を柔らかくする」と告白した。
インフルエンサーの場合は、要請事項が多岐にわたるという。
チェ院長は「ある方はFカップに、別の方はCカップにしてほしいと言う」と述べ、「インフルエンサーの中にはふわふわした女性らしい服を着る方が多いが、過度に胸を大きくすると広告が付きにくい。あまりにも官能的だから」と指摘した。
無名だったが、豊胸手術後にトップスターになった芸能人もいるという。
彼は「(ソウル)江南駅の向かい側には以前は貼り付けるタイプのポスターがあった。そこに(豊胸手術を受けた方が)メインモデルで出ていた」と述べ、「退勤するたびにその方の写真を見て『おお、すごい。ほんとうに(手術が)うまくいった』と誇らしく思った」と伝えた。
チェ院長は「2週間前、非常に有名なアイドルが一人で来院して手術を受け、翌日音楽番組に出演した」と述べ、「これで良いのか、こんなに早く動いてもいいのかと思ったが、若いからか非常に早く回復された」と裏話を紹介し、動画を締めくくった。