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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド乗客全員が死亡した旅客機墜落事故で命拾いした乗客…搭乗口を間違えて命を救われた奇跡のエピソード

乗客全員が死亡した旅客機墜落事故で命拾いした乗客…搭乗口を間違えて命を救われた奇跡のエピソード

引用=AP Newsis

ブラジル南東部サンパウロの住宅街に旅客機が墜落し、乗客乗員61人全員の死亡が確認された中、搭乗口を間違えて乗り遅れ、命を救われた乗客の話が伝えられた。

12日、CNNなどの報道によると、9日にサンパウロで発生した旅客機の墜落事故で、搭乗者61人全員が死亡した。同日、この旅客機に搭乗する予定だった10人余りの乗客が、搭乗口を間違えて乗り遅れるというハプニングがあった。

搭乗できなかった男性乗客A氏は、「少なくとも10人が異なる搭乗口で待機しており、離陸直前に飛行機に乗れなかった」とブラジルのグローブTVに伝えた。彼は、「スタッフに強く搭乗をお願いしたが、『搭乗時間を過ぎているので乗れない』と言われ、航空券の再予約を求められた」と当時の状況を説明した。

A氏を含む他の乗客も、搭乗口を間違えたことに気づいた後、スタッフに乗せてほしいと頼んだが、いずれも拒否されたという。結局、彼らが逃した飛行機は離陸して約1時間20分後、サンパウロ州ビニェド地域の住宅街に墜落し、乗客全員が亡くなった。

A氏は、「私が乗るはずだった飛行機が墜落したと聞いて、足が震えた。自分の気持ちは神だけが知っている。私たちは幸運にもその飛行機に乗らなかった」と安堵の気持ちを述べた。

墜落した飛行機は、ブラジルのサンパウロに本社を置くボエパス航空のATR 72-500型プロペラ機で、定員68人の機体には事故当時57人の乗客と4人の乗員が搭乗していた。現在のところ、墜落した地域の住民に人的被害は確認されていない。

航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、飛行機から送信されたデータに基づき、最後の60秒間に分速8000〜24000フィートの速度で降下していたことがわかった。ブラジル当局は、現場で回収したブラックボックスを基に詳細な調査を進める予定である。

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