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2024年09月12日木曜日
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インドの森で発見されたアメリカ人女性、夫による家庭内暴力を主張するも自作自演が発覚

インドの人里離れた森で発見されたアメリカ人女性は当初、夫から家庭内暴力を受けたと主張していたが、最終的にそれが自作自演であったことが判明した。

6日(現地時間)、インドメディアの「ザ・タイムズ・オブ・インディア(TOI)」などによると、先月27日、インド・マハラシュトラ州のシンドゥドゥルグ地域の森の中で、50代のアメリカ人女性A氏が木に鎖で繋がれ、悲鳴を上げているところを羊飼いによって発見された。

女性A氏は、10年前にヨガと瞑想を学ぶためにインドを訪れ、その後インド南部タミル・ナードゥ州出身の男性と結婚したという。

彼女は警察に対し、夫が自分を鎖で繋ぎ、森に捨て、食べ物と水を与えずに餓死させようとしたと主張した。このニュースが広まると、インド全土が衝撃を受けた。

しかし、A氏が「40日間水と食べ物を摂取していない」と述べたことで、長期間水分を摂取せずに生き延びることは事実上不可能であると考えた警察は、この主張に疑問を抱き、捜査に乗り出した。

捜査の結果、この事件は女性の自作自演であることが判明した。シンドゥドゥルグ警察署長のサウラブ・アグラワル氏は、イギリスのメディア「BBC」に対し「女性は結婚しておらず、最初の供述時に幻覚症状を示していた可能性がある」と伝えた。

警察によると、女性はビザの期限が切れ、手元の金が尽きたため、錠前と鎖を購入して自身の体を木に縛りつけ、自作自演を行ったという。

A氏はその後、病院に搬送され、精神科での治療を受けており、現在は自力で歩いたり運動したりできる程度に回復したと伝えられている。また、アメリカにいる家族と連絡が取れたことが確認されているが、詳細については公開されていない。

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