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2024年12月18日水曜日
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インド、結婚約束後の肉体関係で男性に懲役…新法がもたらす女性の権利保護と課題

引用:聯合ニュース

インド政府は最近、女性と結婚を約束し性行為を行った後に結婚を取り消した男性に対して、10年以下の懲役と罰金を科す新しい法律を導入した。

ただし、この新しい法律がどのように適用されるか、性的搾取から女性を効果的に保護できるか、そして別れを悪用する人が出てくる可能性について疑問が提起されている。

10日(現地時間)、CNNの報道によれば、インドのナレンドラ・モディ首相は、英国植民地時代に制定された164年の歴史を持つ刑法を置き換える新しい刑法を導入した。

モディ政権は、結婚を約束し性行為を行った後に一方的に結婚を破棄する男性に対する最高裁判例が相反し混乱を招いているため、新しい法案を導入した。

インドでは、性に対して保守的な態度があり、婚前や婚外の性行為は禁忌とされている。最近、2019年の判例では、女性が問題が発生する可能性があることを承知しながら関係を続けたため、強姦には該当しないと判断された。しかし、同年に発生した別の事件では、結婚の約束を破り他の女性と結婚した男性に対して強姦罪が認められ、懲役10年と罰金5万ルピー(約8万8000円)が言い渡された。

インドの女性人権NGO「マズリス・ロー」のオードリー・デメロ理事は、「結婚することを約束しながら強姦を行う事件は適切に報告されていないため、法律によって対処すべきだ」と述べ、新法案を支持した。

しかし、一部の弁護士は法律の適用基準が曖昧であり、法廷で偽って結婚の約束をしたことを証明するのが難しいため、法律の施行に問題があるのではないかと懸念している。

また、一部の若いインド人は、仲介結婚の伝統と婚前性行為に対する保守的な態度が変化している現在、法案の導入が適切かどうかについて疑問を呈している。

SNSでも意見が分かれた。賛成する人々は、新法案が女性の権利を保護し、男性と同等の地位を保証するとして歓迎の意を示したが、新法案が悪用される可能性があるとの懸念も上がっている。

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