かつて、浅田真央とともにキム・ヨナのライバルと呼ばれた安藤美姫だが、引退後、自身がコーチを務める未成年の男子選手との不適切な関係が議論を呼んでいる。
6月26日、週刊文春は安藤美姫と教え子である16歳の男子選手とのデート現場を報じた。
公開された写真の中で、2人は仲良く手をつなぎ、お互いの腰に手を回すなど、師弟関係以上の親密な様子をうかがわせていた。報道を受け、当然、20歳も年の離れた未成年の教え子との関係に世間の注目が集まった。
議論が拡大する中、安藤美姫は約1か月後にニュース番組に出演し、自身の立場について弁明した。
彼女は「大変軽率な態度だった」と述べ、「多くの人々に迷惑をかけた。この場を借りて心からお詫びしたい」と涙を流した。しかし、「一部の報道は事実ではない」と教え子との不適切な関係については一線を引いた。
安藤美姫は1987年生まれで、今年36歳になる。
2002年のジュニアグランプリファイナルで、女子選手として初めて4回転ジャンプを成功させ、オリンピックにも2大会連続で出場するなど活躍した。
その後、2000年代中頃から2010年代前半にかけて、キム・ヨナや浅田真央などと国際大会で競い、2回の世界選手権優勝も果たしている。