結婚して1ヶ月も経たずに姿を消した妻
12年ぶりに再会したものの…
騙されていたことに気づき、殺害
妻が結婚後1ヶ月も経たずに姿を消し、12年ぶりに夫と再会した。夫は妻を許そうとしたが、結局怒りを抑えきれずに妻を殺害する事件が発生した。
6日(現地時間)海外メディアによると、中国河南省(カナンショウ)の男性A(39)は12年前に紹介を通じて女性B(20)と知り合い、二人は2009年に結婚したという。しかし、Bは婚姻届も提出せず、結婚から1ヶ月も経たないうちに姿を消した。
報道によると、結婚当時Bには子供が一人いたとのことだ。Aは経済的に厳しい状況にあり、病気を患っている母親の世話をしなければならなかったが、家族は結婚に反対せず、約4万元(約82万円)の結婚祝いを用意していた。しかし結婚して約1ヶ月後、Bは結婚祝いを持って子供とともに姿を消したという。
2021年、Aは偶然動画アプリでBを見つけ、接触したところ、Bは現在の夫と離婚するために弁護士費用が必要だと助けを求めた。
AはBとの復縁を期待し、4万元(約82万円)を追加で送金した。しかし、その後Bと現在の夫は離婚せず、依然として一緒に住んでいることを知り、自分が騙されたことに気づいた。
何度もお金を返してほしいと頼んだが返してもらえず、2022年5月にAは怒りを抑えきれず、Bと現在の夫を刃物で刺して殺害した。
2023年4月、裁判所はこの事件を審理しAに殺人罪を適用し、死刑を宣告した。また、政治的権利の剥奪を命じ、彼の犯罪を厳重に処罰した。