19日、MLB「サンディエゴ・パドレス」所属のキム・ハソンがコロラド・ロッキーズとの試合で右肩を負傷した。
3回表、この回ヒットを放ち出塁した1塁走者キム・ハソンは、相手投手の牽制球に対し、ヘッドスライディングでベースに戻ろうとした際、不自然な体勢となり右肩を強打した。
直後に激しい痛みを訴えたため、すぐに代走が送られた。
医療スタッフの初診の結果、当初は軽度の打撲という話であったが、検査結果次第では深刻な負傷の可能性もあるという。具体的な検査結果はまだ判明していないが、怪我の具合によってはキム・ハソンの残り試合の出場可否も不安視され、シーズン終盤の重要なタイミングで負傷離脱という最悪のケースも考えられる。
右肩の負傷はキム・ハソン本人だけでなく、チームにも大きなショックを与えている。
試合後、キム・ハソンはMLBの公式サイト「MLB.com」とのインタビューで「MRIなどの精密検査を行い、右肩の損傷具合を確認する予定だ」とし、「ポジティブに考えるようにして、できるだけ早く復帰できるようにしたい」と話した。
キム・ハソンはパドレスにとって欠かせない選手であり、今シーズンは守備と走塁で大きく貢献してきたため、彼の負傷離脱がチームの戦力に及ぼす影響は大きいだろう。
パドレスのマイク・シルト監督はキム・ハソンの怪我について強い懸念を示し、「キム・ハソンの早期復帰を期待している。チームの全選手が彼の回復を祈っている」と話した。
現在、パドレスは熾烈なポストシーズン進出争いを繰り広げており、キム・ハソンの負傷により内野守備陣と打順の構成を再検討する必要が出てきた。
この試合、パドレスは2-3で敗れ、ナショナルリーグ西地区首位のロサンゼルス・ドジャースとのゲーム差は3.0に広がった。