20代後半の新入社員は、相乗り通勤をめぐって会社から不当な扱いを受けていると感じ、退職を検討していると明らかにした。この話を目にした多くのネットユーザーは労働基準監督署に相談すべきだとアドバイスしている。
韓国仁川の江華島(カンファ島)に住む投稿者のAさんは、数ヵ月前に車を購入した。京畿道金浦市(キョンギ道キンポ市)にある会社に就職したからだ。
面接中、Aさんは「どこに住んでいるか」と尋ねられ、「仁川広域市の江華島に住んでいます」と答えた。面接官は隣に座っていた30代の過剰に「一緒に通勤したらいい」と語った。Aさんはこの発言を単なる会話の一部として受け取った。
その後、問題が発生した。入社から1ヶ月後、会社の社長がAさんに課長と相乗りをするよう指示した。新人のAさんは断ることができなかった。課長は自宅が同じ方向だと言ったが、実際はかなり離れていた。そのため、Aさんの毎日の運転距離は、課長の通勤に対応するために 40 キロ以上増加し、毎日の移動時間がさらに 1 時間長くなった。
退勤時、課長はしばしばコンビニに寄ってコーヒーを飲みながらタバコを吸おうと誘った。これにより、Aさんの帰宅時間はさらに遅くなった。
Aさんは「早く帰りたいのに、毎日帰りにコンビニに寄ってコーヒーを飲みながら話をするのだ。そのたびにタバコを5本も吸ってしまう。毎日お互いの生活の話をするので、本当にストレスがたまる。社会人1年目で何もわからないので、『働くってこういうことなのか』と思ってしまう。本当に腹が立つ」と話した。
さらに、課長はケチだった。自分からコーヒーに誘ったにもかかわらず、コーヒー代はいつも割り勘だった。ガソリン代を負担しようともしなかった。この状況を2か月間耐えた後、課長の態度が手に負えなくなったため、Aさんは真剣に辞職を考え始めるようになった。
Aさんが初めて有給休暇を取ったとき、二人の葛藤はさらに深まった。彼の不在により課長の出勤が難しくなり、今後有給休暇を取る予定がある場合は事前に知らせるようAさんに指示した。有給明けに出勤すると、課長は有給中に相乗りをしてくれなかったことについて問題を提起した。
彼は「有給休暇を2日間取った後、出勤したら課長に朝5時に起きて出勤したと言われ、今後有給休暇を取りたいなら1ヶ月前に報告するように言われた。『これはおかしいのではないか』と反発すると『そんあ細かいことまで一つ一つ気にするのか』と言われた」と当時の状況を説明した。
その様子を見ていた同僚がAさんにガソリン代をもらったか尋ねたところ、もらっていないと答えたAさんに、会社から毎月10万ウォン(約1万円)のガソリン代が支給されていると教えてくれた。Aさんは、自身が試用期間中であったためガソリン代を受け取れなかったことを知った。
彼は「月給210万ウォンのうち、ガソリン代に40万~50万ウォンを費やしていた」とし、「この問題を社長に直接伝え、仕事を辞めようかと考えている」と述べた。さらに、今までの相乗りで発生した費用を請求できるかアドバイスを求めた。
この話を目にした多くのネットユーザーは、ガソリン代が支給されない場合には労働基準監督署に相談するべきだとアドバイスした。ネットユーザーからは「社長も課長もおかしい。退職しろ。課長が渡さないと言ったら社長に頼め」、「乗せるのにかかった時間は労働時間の延長とみなすべきだし、ガソリン代は絶対に請求すべきだ」などのコメントが寄せられた。
あるネットユーザーは「支援もせず、自分勝手に相乗りを強要する社長や、乗せてもらっているくせにコーヒーも奢らず、有給を使用したら嫌味を言うゴミの課長や…。その会社はゴミ捨て場なのか」と強く非難した。