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2024年12月22日日曜日
ホームトレンドスポーツ「肉眼では何も見えず雨の中ひたすら大型スクリーンを見ていた」パリ五輪開会式の観客がチケットの返金を求める

「肉眼では何も見えず雨の中ひたすら大型スクリーンを見ていた」パリ五輪開会式の観客がチケットの返金を求める

引用=聯合ニュース

パリオリンピックの開会式を訪れた観客の1人が「開会式は深刻な詐欺だった」と憤慨し、高額チケットの返金を求めている。

22日(現地時間)、フランスの日刊紙「ル・フィガロ」など複数の現地メディアによると、フランス北西部ブルターニュ地方出身の男性はセーヌ川で開催された開会式を直接観覧するため、オルセー美術館に隣接する座席のチケットを1,600ユーロ(約26万円)で購入した。

セーヌ川で行われるということで、事前の評判では開会式はこれまでにない歴史的な式典になるといわれており、チケット代は高額だったが、大金を払ってでも見る価値があると男性は考えたという。

しかし、男性の期待は大きく裏切られ、男性の席からは開会式の様子をまったく見ることができなかった。

「照明も装飾もない暗闇の中、遠くのほうで船が行き交う様子がぼんやりと見えた」とし、「雨の中で4時間、観覧席に設置された大型スクリーンだけを見ていた」と愚痴をこぼした。

フランス国内では、家で快適な環境の中、テレビで開会式を見た人が真の勝ち組だという冗談すら出てきている状況だ。

開会式のチケットは最も安価な90ユーロ(約14,000円)のチケットから、最高額は2,700ユーロ(約44万円)までの料金設定となっており、開会式を直接見るために10万人以上の人がチケットを購入した。

しかし、開会式当日のSNSには「チケットの金額にふさわしくない開会式」という批判があがり、雨の降るセーヌ川や大型スクリーンを見る様子、前の席の人の傘などを撮影した映像が数多く投稿され、途中で席を立つ観衆も少なくなかった。しかし、チケット代が金される可能性は低いという。

引用=ニュース1

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