3.8 C
Tokyo
2024年12月23日月曜日
ホームトレンドスポーツレアル・マドリードの守護神クルトワが代表監督との確執を理由に現体制でのベルギー代表でのプレーを固辞

レアル・マドリードの守護神クルトワが代表監督との確執を理由に現体制でのベルギー代表でのプレーを固辞

昨季の欧州王者レアル・マドリード所属のベルギー出身ゴールキーパー、ティボー・クルトワがドメニコ・テデスコ監督との確執を理由に現体制でのベルギー代表ではプレーしないと発表した。

23日午前(日本時間)、クルトワはインスタグラムを通じ、ベルギー代表チームのユニフォームを着た写真とともに「残念ながら、監督との間に起こった出来事の後、熟考の末に彼が率いる代表チームへは復帰しないことにした。私が監督に抱く不信感がチームの雰囲気作りにも悪影響を与える可能性があるからだ」と話した。

また、「サッカー協会は私の決定を受け入れてくれた」とし、「一部のファンを失望させてしまったことは残念に思うが、これが議論を終わらせ、代表チームが目標達成に集中するための最善で唯一の行動だと信じている」と付け加えた。

クルトワはベルギー黄金世代の守護神として、2018年のFIFAワールドカップロシア大会ではベルギー代表チーム史上最高の3位に導き、ゴールキーパーでは最多の102試合のAマッチ出場を誇る。

昨季プレシーズン中に負傷し、長期離脱があったものの、欧州チャンピオンズリーグ決勝に出場し、レアル・マドリードでタイトル獲得に貢献したクルトワがユーロ2024には招集されなかった。

招集されなかった理由として、テデスコ監督との対立が挙げられている。テデスコ監督は昨年6月、キャプテンのケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)が欠場した試合で、副キャプテンのクルトワではなく、ロメル・ルカク(チェルシー)にキャプテンマークを託した。

クルトワはこれに不満を示し、テデスコ監督はユーロ2024のメンバーからクルトワを外した。

クルトワが欠場したベルギーは、ベスト16になんとか進出したものの、決勝トーナメント1回戦でフランス代表に敗れ、敗退した。

なお、ベルギー代表はユーロ2024に先立ち、テデスコ監督との契約を2年更新している。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください