マスクを着用しホテルに侵入した泥棒
盗む物がなく、防犯カメラを睨みつける
冷蔵庫から飲み物を取り出し、36円を置いて立ち去る
泥棒がホテルに侵入したものの盗む物がなく、逆に自分のお金を置いてそのまま立ち去ったという事実が伝えられ、話題になっている。
26日(現地時間)、オンラインメディアのsanookで、インド中南部のテランガーナ州にあるホテルで発生した事件について報じられた。
インドの現地メディアは、防犯カメラに泥棒の姿が映った映像が撮影されたと伝えた。公開された映像の中で泥棒は、マスクを着用しホテルに侵入した。
泥棒は盗む物がないかあちこちを物色していたが、結局何も見つからなかったため、防犯カメラに向かって睨みつけ、失望感を示した。
結局泥棒は去る前に、喉が渇いていたのかホテルのキッチンの冷蔵庫から飲み物の缶1つを取り出した。
その後、泥棒は防犯カメラに向かって「信じられない。なぜこんなに貧しいんだ」とホテルのオーナーを皮肉った後、テーブルの上に約36円を置いてそのまま立ち去った。
泥棒の意外な姿が映ったその映像は、多くの人気を集めた。ネットユーザーたちは「善良と言うべきか。正直な泥棒。どうして盗むものが何もないのか。ホテルで飲み物だけ買って行ったんだね」といった様々な反応を見せた。
現地メディアによると、ホテル側は1週間が過ぎてから事件に気づき、遅れて警察に通報したと伝えられた。