タイのオンラインメディア「Sanook」が22日(現地時間)に報じたところによると、ある女性は、自分の娘に非常によく似た子どもの写真をネット上で発見し、その子どもの両親に連絡を取り、遺伝子検査を要求したという。
女性が発見した写真は、上海の地下鉄駅で行方不明になった子どもの両親を探していたネットユーザーが投稿したものだった。
女性は、この子どもが自分の娘にあまりにも似ていたことから、2020年に体外受精で娘を出産した際に、病院で凍結保存されていた余分な受精卵が使われているのではないかと疑問を持ったという。
女性だけでなく、彼女の知人も二人の子どもの類似点に気づいたため、状況はますます複雑になっていった。最終的に、女性はSNSアカウントで娘と子どもの写真を公開し、子どもの両親に対して遺伝子検査を要求した。
しかし、子どもの両親は「自然分娩で娘を出産した」とし、「娘は2歳になったばかりだ」と明らかにした上で、写真の削除を求めた。
その後、子どもの両親は娘の出生時の医療記録を警察に提出し、女性はSNSから投稿を削除した。
このハプニングに対し、女性は「母性本能から思わず傷つけてしまった」と謝罪した。しかし、一部のネットユーザーは、自分の行動が及ぼす影響を十分に考慮せずに行動したとして、彼女に対して批判の声を上げた。