ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平がMLBの長い歴史の中で、いまだ誰も達成していない前人未踏の大記録にまた近づいた。
29日(日本時間)、大谷は本拠地ドジャースタジアムで行われたボルティモア・オリオールズとの試合に1番DHで出場し、1本塁打を含む4打数2安打、1打点をあげ、6-4の勝利に貢献した。
大谷は初回に右中間への先頭打者本塁打で42号本塁打を記録した。
3回の第2打席ではライト前ヒットで出塁後、ムーキー・ベッツの安打で2塁に進塁し、次のバッターの打席で3盗を決め、今季41盗塁を記録した。
5回にノーアウト1塁で迎えた第3打席ではファーストゴロが併殺崩れとなり、一塁走者として残った大谷が盗塁を試み、さらに相手のエラーをついて3塁まで到達して、「42本塁打、42盗塁」を達成した。
「42-42」は、1998年に「42本塁打、46盗塁」を記録したアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ)以来、史上2人目となる。
大谷の「45-45」達成にファンたちの大きな期待が集まっている。