ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平(30歳)が、MLBの歴史上初めて、シーズン43本塁打、43盗塁の「43-43」を達成した。
大谷は31日(日本時間)、敵地チェイス・フィールドで行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの試合で、1番・指名打者として出場し、43号ソロを含む4打数2安打1打点で、10-9の勝利に貢献した。
初回の第1打席ではライトへの二塁打を放った。その後、3番打者フリーマンの18号2ランが飛び出し、先制のホームを踏んだ。
2回の第2打席に死球で出塁後、まずは43個目の盗塁を記録した。
第3、4打席は三振に終わったものの、8回の第5打席、2アウトランナーなしの状況で左中間に本塁打を放ち、「43-43」を達成した。
大谷は8月23日のレイズ戦で劇的なサヨナラ満塁で「40-40」を達成したが、それから、わずか6試合でMLB記録を更新した。
これまでの記録は、大谷と1998年に「42本塁打、46盗塁」を記録したアレックス・ロドリゲス(当時マリナーズ)が並んでいた。
大谷にとって、このままのペースでいけば、未知の領域「50-50」も夢ではないだろう。