機内で性行為をしたとして搭乗禁止
SNSで「レズビアン」と主張
飛行機で男性と性行為をした理由で搭乗を禁止された女性が、自身のSNSを通じて「私はレズビアンだ」と明かした。
先月、オンラインメディア「デイリーメール」によると、24歳のエリン・ライトさんは、自身のSNSで「6月、アメリカン航空から搭乗禁止通知を受けた」と主張した。
当時、エリン・ライトさんはアメリカのニューオーリンズ行きのフライトのチェックインをしようとしていたが、ゲートの職員からチェックインできないと告げられたという。
困惑したエリン・ライトは理由を尋ねたが、スタッフは「申し訳ないが、社内のセキュリティプロトコルにより回答できない」と謝罪するだけだった。その後、彼はカスタマーサービスにも連絡したが、理由を聞くことはできなかった。
結局、彼女はカスタマーサポートのメールアドレスに連絡し、その後、さらに15万円を費やして別の航空会社の航空券を購入し、空港で8時間も待機することになった。
その後、彼女はカスタマーサポートから、飛行中に泥酔状態で不適切な行動をとった事件のため、搭乗を禁止されたことを知らせるメールを受け取った。
エリン・ライトさんは「カスタマーサービスに連絡してからこのメールを受け取るまでに12日もかかり、事実ではないと説明したにもかかわらず、私はまだ搭乗禁止リストに載っている」と語った。
また、「私がレズビアンだということ以外に、(飛行機の中で男性と性行為をしたのが)私ではないと証明する方法が分からない。私がレズビアンであることを証明する手紙を他の人からもらうことはできる」と付け加えた。
3ヵ月後、エリン・ライトさんの母親はアメリカン航空の法務部に連絡し、エリン・ライトさんを搭乗禁止リストから外すよう要請した。また、約6万円の航空券代金も返金してもらったと伝えられている。