インドでは大雨のため川の水が住宅地に氾濫してワニの群れが流れ込み、住民に危険が及んでいる。
29日(現地時間)インドのタイムズ・オブ・インディア(TOI)の報道によると、インド各地で5日間続いた大雨により河川の水位が著しく上昇し、ヴィシュワミトリ川のワニが増水した川沿いの住宅地に侵入し、地元住民の被害が拡大しているという。
ある男性は、かなり大きなワニが自宅前をふさいでしまし、家に入れずに困難な状況になった。彼は枝にロープを掛けてワニを捕まえようとしたが、失敗した。その後、ワニが攻撃的な姿勢に急変したため、住民は地元の森林庁に通報し、救助を求めた。ワニは約4時間で捕獲されたという。一方、インド西部のグジャラート州では、25日から豪雨が降り続き、少なくとも35人が亡くなった。