病院でパンとウイスキーを暴食した猫が高度肥満に
ロシアで食べ過ぎによって深刻な肥満状態になった猫の、驚くべきビジュアルが話題になっている。
10日(現地時間)、動物専門メディア「ハッピーペット(Happy Pet)」は、最近ロシアのペルミにある病院の地下室で、体重が17kgもある猫が救出されたというニュースを伝えた。
「クロシキ(Kroshik)」という名前のこの猫を初めて発見した動物救助団体のスタッフは、その巨大な体に驚愕した。
クロシキは病院スタッフが過剰に餌を与えた結果、歩けないほど重くなっていた。スタッフは常に猫が空腹にならないように、たっぷりと餌を与えていたという。
クロシキはパンやスープ、肉などを日常的に楽しみ、さらにはウイスキーまで飲んでいたという。その結果、不健康な食生活が体重増加を招き、極度の肥満につながった。
発見当時、クロシキの体重は約17kgで、成猫の平均体重(4〜5kg)の3倍以上に達していた。
深刻な状況に「ダイエット」開始
クロシキの状態が深刻なため、ペルミのマトロスキンシェルター(Matroskin Shelter)の獣医は、過剰な脂肪層のために超音波検査ができないと指摘し、早急なダイエットが必要だと警告した。
そのため、現在クロシキは、週に3〜4回のリハビリプログラムに取り組んでいる。プログラムには、再び歩けるようになるための水中治療や身体運動が含まれている。
最近、クロシキが水上ランニングマシンで歩いている姿が公開され、大きく改善された姿でネットユーザーを安心させた。保護所側は「クロシキの経過は楽観的だ」とし、「健康な体重に戻るよう最善を尽くしている」と伝えた。