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2024年12月22日日曜日
ホームトレンドスポーツパリ五輪中「性別論争」で注目を集めた金メダリストが「ボッテガ・ヴェネタ」のショーにゲストとして登場

パリ五輪中「性別論争」で注目を集めた金メダリストが「ボッテガ・ヴェネタ」のショーにゲストとして登場

引用=聯合ニュース

今夏のパリオリンピックでボクシング女子66キロ級の金メダリストとなったアルジェリア人ボクサー、イマネ・ヘリフ(25歳)がミラノ・ファッションウィークで熱烈な歓迎を受けた。

23日(現地時間)、イタリア現地メディア「ラ・レプッブリカ」や「コリエル・デロ・スポルト」は、前日、イタリアのラグジュアリーブランド「ボッテガ・ヴェネタ」のファッションショーにゲストとして出席したヘリフを見つけたファンたちがサインと写真を求めて彼女に殺到したと報じた。

まとめ髪に大ぶりの耳飾りをポイントにして、黄色のシャツと黒のレザーパンツを合わせたコーディネートであらわれた彼女は笑顔でリクエストに応えた。

一部のファンは「きれいだ」と彼女に声援を送った。

ラ・レプッブリカは「ファンたちの反応は熱狂的だった。ヘリフはパリオリンピックを沸かせたスターに相応しい歓迎を受けた」と伝えた。

ヘリフはパリオリンピックへの出場が決まってから常に性別論争にさらされてきた。

昨年の世界選手権では性別適格性検査で男性の性染色体「XY染色体」を持っていることが明らかになり、国際ボクシング協会から失格処分を受けた。

その後、国際オリンピック委員会がカリフのパリオリンピック出場について、「参加資格と参加規程、大会運営を管理するパリ2024ボクシングユニットが定めたすべての医療規定を遵守している」ことを理由に許可した際には、「他の女性選手にとって非常に不公平だ」との非難が殺到した。

実際、2回戦で戦ったイタリア代表選手は「生命の危険を感じた」と語り、46秒で棄権した。

この試合をめぐっては、イタリア政界の極右政治家たちから批判があがり、ヘリフが「性転換をした女性」であるという誤った情報まで拡散した。

先月9日に行われた決勝でヘリフは、中国代表の楊柳との決勝を制し、金メダルを獲得した後の記者会見で「私は他の女性たちと同様に女性として生まれ育った」と語り、「SNSで私に向けられた非難は非常に不当であり、人間の尊厳さえも傷つけられた。オリンピックの精神を遵守し、他人を中傷してはならない」と訴えた。

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