子供「相手の立場に立って理解してほしい」
一部のネットユーザー「97歳の高齢者を捕まえるのか?」など、賛否が分かれる
あるマンションの住人が、足の不自由な父親の室内喫煙を理解してほしいと近隣に許可を求めるメモを掲示したところ、住人の怒りを買うなど反応が分かれている。
先月30日、あるオンラインコミュニティにマンションの住人A氏が書いた『室内喫煙理解のお願い』のメモの写真が投稿された。
マンション住人であるA氏は「97歳の父親を介護している子供」として、「父親の足が不自由で外出できないため、室内で喫煙せざるを得ない」と述べた。
さらに「近隣に迷惑をかけて申し訳ないが、もしあなたの両親ならどう思うかという気持ちで理解してほしい。広い心でご理解をお願いしたい」と付け加えた。
問題の投稿を見たネットユーザーたちは、「足が不自由で97歳ならタバコを止めて健康的に生活しろ」「相手の立場に立つという意味を知らないのか」「迷惑をかけてまでタバコを吸う必要があるのか」「配慮を当たり前と思っているのか」などの反応を見せた。
一方、一部のネットユーザーは「97歳の高齢者を捕まえるのか?私も同じ状況なら、子供である私が悪者になるしかないだろう」「タバコをやめさせて亡くなれば恨みが残るだろう」と反応した。
階間喫煙のトラブルは絶えず、被害を訴える人々は徐々に増えている。共同住宅管理法第20条の2によれば、共同住宅の住人は自宅内での喫煙により他の住人に被害を与えないよう努力しなければならないとされている。しかし、これはあくまで推奨にとどまり、処罰できる明確な規定は存在しないのが現状である。