地下鉄で席を譲るよう「強要」する老人に対し、若者男性が見せたスカッとした対応
地下鉄で席を譲るよう強要する老人に、地下鉄料金に相当する「150円」をくれたら譲ると言った若者のエピソードが伝えられた。
先日2日、人気オンラインコミュニティ「ネイトパン」に「今朝、地下鉄であった出来事」というタイトルの投稿がされた。
投稿者のAさんは「普段はバスを利用していたが、今日は遅刻しそうだったので地下鉄に乗ったところ、珍しい光景を目撃した」と語り始めた。
彼は「地下鉄の中はやはり混雑しており、立っていたところ、すぐ目の前の席が空いた」と話した。
満員の地下鉄で目の前の席が空くという「幸運」を得たAさんは、気分よくその空席に座ろうとしたが、自分を強引に押しのけて席を占領する老人の行動に驚かざるを得なかったという。
Aさんは「隣に老夫婦が立っていて、その内の高齢男性が『おい、どけ!』と言いながらずしりと座った」と述べ、「立っていたところ、しばらくしてからその男性が座ったすぐ隣の席も空いた」と説明した。
続けて「その席に座っていた高齢男性が、隣の高齢女性に座るように手招きしようとした瞬間、ある男性がすかさず空席に座った」と付け加えた。
「150円をくれたら譲りますよ」
その瞬間、「妻の席」を奪われたと思った高齢男性は、男性に「どけ」と命令したものの、席を譲る義務のない男性は、地下鉄料金に相当する150円をくれるのなら譲ると話した。
Aさんは「高齢男性が戸惑っていると、男性が『110円だけでもください。私も座る権利がある』と言った」と述べ、「結局、高齢女性が『もういいから』と高齢男性を止め、高齢男性は呆れた表情で男性をしばらく見つめていた」と語った。
このエピソードに対し、ネットユーザーは「妻に自分の席を譲るべきなのに、それは嫌だから他人を悪者にする」、「もし自分が高齢男性だったら『ほら、110円! おばあちゃん、こっちに座りなさい』と言っただろうな…」、「自分の妻のために、自分が譲るべきだ。年を取って見苦しい」、「スカッとした。こんなに譲れと強要されたら絶対に譲りたくない」など、高齢男性の行動を批判し、男性の爽快な対応を称賛するコメントが相次いだ。