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2024年11月17日日曜日
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「ハルキスト」の念願叶わず…今年も村上春樹のノーベル文学賞受賞は不発に終わる

韓国の女性小説家ハン・ガンのノーベル文学賞受賞が話題を集める中、今回も村上春樹(75)の受賞は不発に終わり、「ハルキスト」たちは落胆を隠せない。

引用=AP通信

10日、産経新聞によると、同日開催されたノーベル文学賞の受賞者発表式に合わせ、村上春樹の母校である兵庫県の西宮市立香櫨園(こうろえん)小学校では、彼の同級生や近隣住民、同校の教職員が集まり、発表の瞬間を見守っていた。

当然その場にいたすべての人たちが村上春樹がノーベル賞を受賞することを願っていたが、ノーベル委員会のスウェーデン・アカデミーが受賞者としてハン・ガンの名前を口にした瞬間、現地ではため息が漏れ、落胆が広がった。

多くのメディアがアジア女性初のノーベル文学賞受賞を祝う一方で、村上春樹が受賞を逃したことに触れ、「残念だ」、「今年も不発に終わった」、「受賞は実現しなかった」と報じた。

ここ数年、ノーベル文学賞の最有力候補としてあげられてきた村上春樹だが、今年も大きな期待が集まっていた。

今年受賞すれば、1994年の大江健三郎以来、30年ぶりの日本人の受賞となった(*)が、結果的に村上春樹の受賞はまたもお預けとなった。(*2017年には日系英国人作家のカズオ・イシグロが受賞)

引用=AP通信

2011年の第23回カタルーニャ国際賞、2014年のヴェルト文学賞、2016年のアンデルセン文学賞など、海外の有名文学賞を軒並み受賞しており、毎年ノーベル文学賞の候補として名を取りざたされているが、ファンの中には 「メディアが村上春樹の受賞について過度な注目をしないことを望む」という意見も出ている。

彼らは「X(旧Twitter)」で「当事者はむしろ過度な関心に飽き飽きしているかもしれない」、「(ノーベル賞に関して)村上春樹のことはすこし放っておいてあげよう」といったコメントを寄せている。

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