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2024年12月23日月曜日
ホームトレンドおよそ5年にわたり医師免許なしに去勢手術を行った旋盤工技術者に実刑判決

およそ5年にわたり医師免許なしに去勢手術を行った旋盤工技術者に実刑判決

引用=Getty Images *この写真は事件とは一切関係ありません

ドイツで医師免許なしに去勢手術を行った旋盤工技術者に実刑判決が下された。

15日(現地時間)「ドイツ公共放送連盟」などによると、ドイツ中央部のエアフルト地方裁判所は同日、傷害などの容疑で起訴された75歳の旋盤工技術者に対し、懲役3年10ヶ月を言い渡し、8,100ユーロ(約131万円)の追徴金を命じたと発表した。

被告人は2015年から2019年までゼンメルダの自宅で、男性7名に500~2,200ユーロ(約8~36万円)で、医師免許などの資格がないにもかかわらず、去勢手術を行った疑いで裁判にかけられた。

捜査の結果、被告人はオンライン掲示板で手術を希望する人々を募り、医学に関する教育を受けたこともないまま、麻酔や消毒を行いながら手術をしていたことが明らかになった。

裁判所は、被害者たちは性転換の初期段階か、痛みの緩和を望んでいたと明らかにし、7回の手術のうち1回以上は命を脅かす可能性があったと指摘した。

被告人は「被害者たちを助けたかった」と主張しながら、犯行をすべて自白しており、裁判に出席した被害者のほとんどが被告人への処罰に関心はないと述べたという。

一方、ドイツでは2021年12月にも電気工技術者が無資格で去勢手術を行ったとして懲役8年6ヶ月の判決を受けた事例があり、インターネットのSMコミュニティで出会った男性8名から金を受け取って、犯行を行ったとされている。

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