「ハンバーガーは腐らない」という昔から存在する噂を確認するため行った実験の中間結果が公開された。
韓国メディア「アジア経済」は、マクドナルドやロッテリア、バーガーキング、ケンタッキーフライドチキン、Mom’s Touch(マムズタッチ)、FIVE GUYS(ファイブガイズ*日本未展開)などの有名6チェーンの定番商品を実験対象に、カビが生えるかどうか確認する実験を行い、中間結果を明らかにした。
アジア経済のF&B担当記者が、先日7日、同時間帯に各チェーンの商品を購入し、包装紙がない状態でハンバーガーを自社内に設置した透明の容器に移した。実験は温度20~25℃、湿度50~75%の環境下で行われた。
14日、1週間が経過したタイミングでハンバーガーの状態を確認すると、腐り始めたハンバーガーが登場した。
6個のうち、ケンタッキーフライドチキンとマムズタッチ、ファイブガイズのハンバーガーに変化が見られた。
ファイブガイズのベーコンチーズバーガーはパンと牛肉パティ、トマトに白いカビが生え、チーズはまだカビが見られなかった。
マムズタッチのサイバーガーはパンとフライドチキン、レタスに、ケンタッキーフライドチキンのチキンフィレバーガーはパンとフライドチキンにカビが生えていた。
一方、マクドナルドのビッグマック、ロッテリアのプルコギバーガー、バーガーキングのワッパーの外観には大きな変化はなかった。
ただし、レタスの水分が蒸発し、パンが牛肉パティと野菜を包むように体積が著しく減少し、パン3つと牛肉パティ2枚からなるビッグマックは外見がパサパサになっていたという。
アジア経済は「ハンバーガーによってどれだけ水分を含んでいるか、具材の種類と量に違いがあるため、特定のブランドがより早く腐る、また長期間腐らないと断定することは難しい」と語った。
それでも、「同じ温度と湿度の環境下で外観だけでも最も長期間腐らない『不死身のハンバーガー』をどのブランドが作っているのかはわかる可能性がある」と明らかにした。
アジア経済はすべてのハンバーガーが腐るまで、実験を続ける予定だとした。