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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド整理調整目的でビルを服用した少女が脳卒中発症!奇跡的な回復ストーリーが話題に

整理調整目的でビルを服用した少女が脳卒中発症!奇跡的な回復ストーリーが話題に

引用:英メディア「ザ・サン」

生理調整目的でピルを服用していた英国の10代少女が、副作用により脳卒中を発症した。

英メディア「ザ・サン」の報道によると、スペインで家族旅行中だったローレン・ジーンさん(17歳)が、体の右側全体の麻痺症状を呈した。ローレンさんは当時、ベッドから起き上がろうとした際に体が動かせず、発話もできない状態に陥ったという。

両親とともに緊急搬送された同氏は、医師により「複合ピルが原因の血栓症による脳卒中」と診断された。ローレンさんは13歳から過多月経の調整のためピルを服用していた。「脳卒中を発症した日、両親から生存の見込みがほとんどないと告げられた。体を動かすことも話すこともできず、緊急手術室に運ばれた記憶しかない」と当時を振り返った。

その後の精密検査で、ローレンさんは「卵円孔開存症」との診断を受けた。これは心臓の右心房と左心房を隔てる壁(心房中隔)に穴が開いている状態で、この症状により血栓が脳へ移動しやすい状態にあったと報じられている。

脳の手術を受けた後、リハビリテーションを開始。昨年7月には卵円孔開存症の手術も終え、現在19歳となった同氏は日常生活を取り戻している。指の痙攣以外に後遺症は見られないとのことだ。

ローレンさんは「血栓と心臓の欠陥が見つかった時は、もう二度と普通の生活には戻れないと思った」とし、「つらい経験だったが、それが私の前進を妨げることはなかった」と語った。現在は、ピアノやギターの演奏を始め、2025年のロンドンマラソン出場を目指し準備を進めているという。

関連して、先日ポップスター、ジャスティン・ビーバー氏の妻ヘイリー・ビーバーさんも、ピルの副作用による脳卒中様症状を経験し、PTSDに苦しんでいることを公表。血栓による脳卒中症状で入院治療を受けた彼女は「再発への恐怖から不安を感じている。想像以上に恐ろしく、衝撃的で不快な経験だった。人生で最も恐ろしい出来事だった」と述べている。

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