リオネル・メッシが、MLS移籍後の自身のプレースタイルの変化について語った。
1日(日本時間)「ESPN」によると、メッシは最近、有名サッカージャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏のインタビューに応じ、MLSや自身のプレースタイルの変化などについて語った。
昨年7月、下部組織から過ごしたバルセロナを離れ、アメリカの「MLS(Major League Soccer)」の「インテル・マイアミ」に加入したメッシだが、「プレースタイルについてドリブルを減らしてパス中心のスタイルに変えたのではないか」というロマーノ氏の質問に対して「自分の年齢を考慮しながら、MLSに適応できるようにプレースタイルを再構築した。その結果、プレーしながら、よりよい感触を得ることができた」と語った。
メッシはベテランの域に入った35歳になって、アルゼンチンを2022年カタールW杯で優勝に導いた。
若い頃は爆発的なスピードと華麗な個人技を駆使したドリブルで守備陣を翻弄することが多かったが、30代に入ってからは活動量の減少をフォローするような老練なスキルと優れた判断力を活かし、卓越したパフォーマンスを見せている。
今シーズン、インテル・マイアミはMLBレギュラーシーズンで史上最高の勝ち点「74」を獲得した。
過去1度も優勝がなかったインテル・マイアミを「勝てるチーム」へと変えたメッシは、現在、プレーオフ「MLSカップ」での優勝を目指している。
メッシは「トーナメントという一発勝負ではレギュラーシーズンで犯したミスは絶対にしてはいけない。」とし、「クラブの歴史を築くには優勝が必要だ。個人的にも、そしてクラブのために尽力してくれたファンのためにも、絶対に優勝したい」と強い意気込みを語った。