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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド連続強盗事件を追う記者たち、取材中にモトチョロの標的にされ機材を奪われる

連続強盗事件を追う記者たち、取材中にモトチョロの標的にされ機材を奪われる

アルゼンチンで起きた連続強盗事件を取材するために、事件現場に行った放送局の取材陣が、同じ場所で強盗団に取材用の機材とカバンを奪われる事件が発生したと、現地メディアが4日(現地時間)に報道した。

アルゼンチンの公共放送局であるチャンネル9、テレフェ、アメリカ放送局など3社に所属する取材陣は、モロン地区で、最近頻繁にき起きた強盗事件を取材するために被害地域に向かった。彼らは、ライダーとして働く市民が「モトチョロ」と呼ばれるオートバイ強盗集団に襲わる事件がよく起きる、この地域に取材に来たのである。

早朝、車内で準備をしていたアメリカ放送局の記者とカメラマンは、異なるオートバイに乗った不審な4人の男性を見て、直感的に「モトチョロ」だと感じ、車から降りなかった。しかし、テレフェの取材陣は車内で簡単な会議を終え、車から降りた際に、モトチョロの攻撃を受け、カメラやマイク、カバンを奪われた。強盗犯は、さらに、1〜2メートル先に駐車されていたチャンネル9の取材車両に襲いかかり、彼らのカメラをも奪っていったという。

1分も経たないうちに発生したこの事件で負傷者は出なかったものの、取材陣はショックを受け、治安の悪さを身をもって体験したと伝えている。

エバンヘリーナ・アセラード・テレフェのリポーターは「今日は私が襲われた。ほんの数秒の間に、カメラ、マイク、書類が入ったカバンを奪われた。銃を撃たれなかったのは不幸中の幸いだった」と述べた。

チャンネル9のロミナ・イアノティ記者は「いまだに体が震えている」と述べ、「こんな経験は今まで一度もしたことがない。彼らは車の鍵を要求し、私を引きずろうとしたが、カメラマンの同僚がそれを阻止した」と述べた。

チャンネル9のカメラマンは、彼らを阻止しようとしたが、結局はすべての取材機材とカバンを奪われてしまった。その時、チャンネル9のカメラはライブビューに設定されており、リアルタイムで放送されていたため、泥棒たちがカメラを奪いカルロス・ガルデルというスラム街に入っていく様子がそのまま放送された。

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