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2024年12月19日木曜日
ホームトレンド社員全員が涙した「妻の訃報」、実は退職するための嘘…妻本人から出たとんでもないアイデアの全貌

社員全員が涙した「妻の訃報」、実は退職するための嘘…妻本人から出たとんでもないアイデアの全貌

引用:JTBC『事件班長』・Newsis

新入社員が「妻が亡くなった」と嘘をついた理由が、退職するためだったという驚きのエピソードが話題を呼んでいる。

12日、JTBCの『事件班長』は、韓国の平沢(ピョンテク)市で自動車整備工場を運営するA氏からの情報提供を紹介した。A氏によると、今年8月、整備の経験はなかったものの、面接で好印象だったB氏を採用したという。しかし、入社初期からミスが多く、度々問題を起こしたという。

B氏は車をバックさせる際に3台に衝突したり、顧客の車のエンジンを故障させかけるなどのミスを繰り返したが、A氏はむしろB氏を物心両面で支援したという。同僚たちも「最初から完璧な人はいない」と励ましていた。

しかし、9月頃からB氏は周囲に「妻が大腸がんの初期段階だ」と話し始め、10月末には突然「妻が亡くなった」として退職を申し出た。B氏は会社に対し、「妻が他の持病を隠していた。妻の実家と話し合った結果、静かに家族葬を行うことにしたので弔問は受けない」と説明したという。

1週間の有給休暇を終えて出勤したB氏は、午前中に給料を受け取るとその場で退職を通告した。A氏は、この行動を不審に思い「税務処理のために証明書が必要だ。死亡診断書や火葬場の領収書、せめて遺影でも構わないから提出してほしい」と求めたという。

しかしB氏は、「申し訳ないが、まだ心の準備ができていないので出すことはできない。悪者でも嘘つきでも構わないから、今はこのようにさせて欲しい」と涙ながらに訴えたという。

その後も、書類提出を拒み続けていたB氏だったが、最終的に「嘘をついた」と告白した。B氏は同僚に対し、「以前から辞めようと考えてはいたが、正直に言えば叱られると思った。家族を理由にすれば穏便に辞められると思った」と当時の状況を語ったという。

さらに、B氏が妻の死を口実に使った理由が驚きだ。B氏は、退職をめぐり口論になった際、妻から「じゃあ、私が死んだと言えば?」と言われ、その言葉をそのまま実行したという。A氏は「(B氏が妻の訃報を伝えた時)従業員全員が泣いた。今回の件は本当にショックだった。ここまで演技できるのかと思うと、彼を採用したことを深く後悔している」と心境を吐露した。

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