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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド娘の「挨拶しなかった」を許せない父親、怒鳴り声で追い詰め…反省なき態度で実刑確定

娘の「挨拶しなかった」を許せない父親、怒鳴り声で追い詰め…反省なき態度で実刑確定

家に訪問した知人に挨拶をしなかったという理由で「お辞儀をしろ」と怒鳴りつけるなど、小学生の子供に対し精神的虐待を加えた50代の男性が、法廷で実刑判決を言い渡されたことが明らかになった。

16日、韓国の清州地裁刑事6単独部のチョ・ヒョンソン部長判事は、児童福祉法違反などの容疑で起訴された50代のA被告に対し、懲役1年を言い渡した。また、児童虐待防止プログラムの40時間受講および3年間の児童関連施設就業禁止も命じたという。

A被告は昨年10月26日午後2時頃、清州市・興徳区の自宅で、小学生の娘(当時12歳)が知人に挨拶しなかったという理由で「きちんと挨拶しろ、お辞儀をしろ」と怒鳴りつけた容疑がもたれている。この様子を目撃した妻のBさんが、A被告を家庭内暴力の容疑で警察に通報したのだ。A被告は翌朝、当通報に関して妻と話し合っている最中に、娘に対し「お母さんは、お父さんと君を会えなくするために、何度も通報してはお父さんを精神病患者に仕立てようとしている」といった内容の発言をしたとして、精神的虐待を行った容疑にもかけられている。当時、娘はA被告が激怒する様子に恐怖を感じ、泣いてしまったという。

チョ判事は「被害者の児童がものすごく恐怖を感じたと考えられ、さらに被告にはすでに暴力事件の前科が多数ある」とし「判決言い渡し期日に何の連絡もなく欠席した点などからして、反省の態度が見られない」と量刑理由を説明した。

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