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2024年12月23日月曜日
ホームトレンド「狂気」可愛すぎる殺人鬼!?11歳で同級生を殺害、出所後アイドル化した最年少殺人犯の異常な人気現象

「狂気」可愛すぎる殺人鬼!?11歳で同級生を殺害、出所後アイドル化した最年少殺人犯の異常な人気現象

佐世保女児殺害事件の加害者に「ファンクラブ」まで登場

最近、日本中を震撼させた殺人事件を起こした10代少女の近況がネット上で注目を集めている。

19日(現地時間)、香港メディアの「HK01」が「佐世保小学校殺人事件」の加害者・辻菜摘の近況を報じた。

事件は2004年6月1日、長崎県佐世保市で発生した。佐世保市の大久保小学校に通っていた辻菜摘(当時11歳)は、同級生の御手洗さとみ(当時12歳)と、絵に関心があるという共通点から友達になった。2人は当時流行していたオンライン掲示板「カフェスタ」で他の友達と一緒に友情日記を書いていた。

仲の良かった2人だが、ある日さとみが菜摘を抱き上げた際に「重い!」と言ったことがきっかけで対立が始まった。その後、さとみはオンラインの公開掲示板で再び菜摘を非難する内容を投稿した。これに激怒した菜摘は、友情日記で知り得たパスワードを使って、さとみのアカウントにログインし、投稿を削除した。しかし、さとみは別の攻撃的な投稿を行い、それを見た菜摘はさとみのアカウントごと削除した。

友情日記にも問題が生じた。菜摘は日記の最後に「次は〇〇」と友達の名前を記載していたが、他の友達もこれを真似し始めたことに不満を表した。友達たちは菜摘に謝罪し、今後は日記の最後に友達の名前を記載しないと約束した。しかし、さとみは次の日記の最後に友達の名前を書き、菜摘の神経を逆なでした。関係が完全に悪化すると、菜摘はさとみをいじめ始め、ついには殺害を計画した。

2004年6月1日の昼休み、菜摘はさとみの「傲慢な態度」を非難し、教室から約50m離れた学習室に呼び出した。その後、窓のカーテンをすべて閉め、さとみに椅子に座るよう指示し、目隠しをしてカッターナイフで首と左手を切りつけた。

衝撃的なことに、菜摘はさとみが倒れた後もすぐに現場を離れなかった。菜摘は約15分間、さとみが本当に死んだのかを確認し、その後、手についた血をタオルで拭き、教室に戻ったという。

教師は教室にさとみと菜摘がいないことに気づき、廊下に出たところ、血まみれでカッターナイフを持っている菜摘を発見した。

当初、教師は菜摘が怪我をしたと勘違いし、ナイフを取り上げ傷を確認しようとしたが、菜摘は冷静な声で「これは私の血ではありません」と言い、学習室を指さした。

教師が現場に到着したとき、さとみは血まみれで辛うじて息をしていた。さとみの首には深さ約10cm、左手の甲には長さ約10cmの骨が見えるほどの深い傷があったという。さとみはその後、大量出血により息を引き取ったという。

NEVADAシャツで「殺人鬼コスプレ」も

奈津美は事件前日、カッターナイフで人を殺害するテレビドラマを視聴し、そのシーンを参考にしたと自白した。また、菜摘は日頃から残虐な小説や映画に執着しており、特に映画「バトル・ロワイアル」を好み、これをモチーフにした小説も執筆していたという。この小説の登場人物の名前は、実際のクラスメイトの名前と酷似していたという。

菜摘は2004年9月15日に少年院に収監され、精神科医や臨床心理士からカウンセリングや教育を受け、様々な心理検査を受けた。

2008年春に施設内の高校を卒業した菜摘は、栃木県の収容施設に移送され、2013年に出所した。

驚くべきことに、菜摘の写真がオンラインで流出し、その愛らしい容姿からファンクラブまで結成されたという。彼女を主人公としたファンフィクションやファンアートが流行し、コスプレをする者まで現れた。

公開された写真で菜摘が着用していた「NEVADA」のTシャツが人気を集め、現在でもそのTシャツを着て菜摘を模倣する人が多いという。これに対し、一部のネットユーザーは被害者家族への二次加害だとして強く非難している。

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