妊娠中に浮気した彼氏… 浮気相手は「中絶」まで強要
彼氏の浮気が発覚した後、中絶を余儀なくされた女性が、浮気相手から衝撃的な暴言を受けたという話が明らかになった。
今月2日に放送されたKBS Joy「何でも聞いて菩薩」に、同棲中の彼氏の浮気相手から、耐え難い暴言や妊娠中絶の強要を受け、心に深い傷を負った30代女性が出演した。
女性は、彼氏と浮気した女性から殺害予告に近い脅迫を受け、8か月経った今も心の傷が癒えず、乗り越える方法を見つけたいと打ち明けた。
女性は現在、彼氏と同居しており、浮気相手との関係は昨年9月に終わったと説明した。
彼女は2016年2月に彼氏と初めて出会い、2022年までの5年間、別れと復縁を繰り返した後、昨年4月に妊娠し、6月から同棲を始めたという。
彼女は「2016年に忙しさを理由に1か月で別れました。その後、彼は浮気相手と付き合い始めましたが、2017年にその事実を隠して私と復縁しました」と語り、「2017年の夏、SNSで彼氏をタグ付けした女性の投稿を見つけました。それ以来、その女性のSNSを監視していました」と明かした。
ある日、その女性が彼氏との2ショット写真を投稿したため、彼氏を問い詰めると、彼氏は「その女性に1,000万ウォン(約110万円)借りている。返済するまで別れられない。訴えられたらどうするんだ。お金を返済するまで待ってくれ」と釈明した。彼女はその言葉を信じて待ち続けたという。
しかし、借金を完済した後も、彼氏は浮気相手と頻繁に連絡を取り続けていた。
その後、1度別れて昨年1月に復縁したが、彼氏は別れている間に彼女が他の男性と付き合っていたことを知り、「嘘だけはつかないでくれ」と頼んだという。
ところがその後、彼氏は浮気相手に連絡を取り、再び交際を再開した。彼女には「浮気相手との関係を整理する」と約束したものの、「相手の両親から交際の許可を得ている状況だから、すぐには別れられない」と説明したという。
これに対し、出演者のソ・ジャンフンは「とんでもない話だ」と呆れた様子を見せた。
3月初めまで待ってほしいと言われたが、結局彼氏は浮気相手と別れることができず、その間に彼女は妊娠してしまった。
彼女の妊娠を知った浮気相手は「子どもを堕ろせ。そして私が妊娠すればいい」と、中絶を強要したという。
彼女は子育てに適した環境ではないと判断し、中絶手術を受けることを決意した。
その後、彼女は中絶した事実を浮気相手に知らせないよう彼氏に頼み、彼氏もそれに同意した。
しかし、退院後に偶然彼氏のPCのメッセンジャーを見た彼女は大きなショックを受けた。浮気相手が「手術したの?」と尋ね、彼氏が中絶の事実を伝えていたのだ。
さらに、浮気相手はSNSで「お前は虫だ。クソ女だ。天国でお前の赤ちゃんが泣いている。お前の赤ちゃんが死んで私はとてもうれしい」、「もう心配事がないから、彼ともっと親密になれた」など、彼女に対する酷い暴言を浴びせた。
その後、彼女が浮気相手との争いをあきらめると、彼氏も浮気相手との連絡を減らし、最終的に相手の方から別れを告げられたという。
彼女は現在、うつ病と診断されているという。
この話を聞いたイ・スグンは「今もその男と同棲を続けているのに、どうやって過去の記憶から抜け出すつもりなんだ。その男を見るたびに思い出すだろう」と問いかけ、「1番問題なのは君自身だ。好きだから別れられないんじゃないのか。君の人生をこんな状況に陥らせたのは君自身だ」と厳しい意見を述べた。
さらに「若いうちからこんな傷を負う必要はない。心も体も傷ついているのに、その男と一緒に暮らしているなんて本当に腹立たしい。なぜそんな愚かな人生を送るんだ」と怒りを露わにした。
ソ・ジャンフンは「人生で最も輝くはずの20代をその男のせいで台無しにしてしまった。その傷を癒すためには、彼氏と別れるしかない。彼はまた別の女性を見つけるだろう」と指摘しつつ、「31歳ならまだ若い。その男よりももっと素晴らしい人に出会えるはずだ」と励ました。
なお、KBS Joy「何でも聞いて菩薩」は毎週月曜日午後8時30分に放送されている。