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2024年12月23日月曜日
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ユネスコが「トムヤムクン」を無形文化遺産に認定!タイの伝統的なスープ料理が世界遺産に

タイを代表する料理「トムヤムクン」がユネスコの人類無形文化遺産に登録された。

12月4日(現地時間)、「Bangkok Post」によると、ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会(無形遺産委員会)は、前日(現地時間)、パラグアイのアスンシオンで行われた会議でトムヤムクンを人類無形文化遺産代表リストに登録することを決定したという。

タイの文化相はこれを発表し、「中部平野地域のトムヤムクンはタイ人の生活様式を反映しており、地元の食材を使った健康的な料理だ」と述べた。また、「トムヤムクンは世界的に人気のある料理であり、タイの重要なソフトパワーの食品アイテムだ」とも付け加えた。

トムヤムクンはエビに香辛料や伝統的なハーブを加えて煮込んだスープ料理で、酸味、甘味、塩味、辛味を一度に楽しめるのが特徴である。観光客や外国人に最も愛されるタイ料理の一つであり、フランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープと並んで「世界三大スープ」としても知られている。

タイ政府は数年前からトムヤムクンの調理法や関連情報を収集し、ユネスコの人類無形文化遺産への登録を推進してきた。

これにより、タイは仮面劇「コーン」、民俗舞踊「ノラ」、タイの伝統マッサージ、ソンクラーン祭りに続き、5つ目のユネスコ無形文化遺産を保有することとなった。

なお、同日のユネスコ無形遺産委員会では、韓国の「醤(ジャン)づくり文化」も人類無形文化遺産に登録された。

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