12月3日、JTBC『事件班長』は、首都圏地下鉄京春線(キョンチュン線)の車内でいわゆる「アダルトビデオ」を視聴する高齢男性を目撃したとの通報があったと報じた。
通報者によると、「12月2日、京春線の車内で目撃された男性はアダルトビデオを観ており、動画が終わると、再び最初から再生し始めた」と述べた。また、「近くにいた女性乗客がその様子を見て驚き、席を立って移動した。幸い音は出ていなかったが、とても驚いた」と語った。
弁護士のパク・ジフン氏は、「交通弱者優先席にいた女性が不快感を覚えて席を立ったと聞いている。これは犯罪行為ではなく、刑務所に行くような行動ではないが、最低限の公共のマナーは守られるべきだ」とコメントした。
地下鉄内でアダルトビデオを視聴する行為は、鉄道安全法に基づき法的処罰の対象となる可能性がある。鉄道安全法第47条第1項によれば、地下鉄で乗客に性的羞恥心を引き起こす行為は禁じられており、違反した場合最大500万ウォン(約52万円)の罰金が科される。
専門家によれば、動画が表示される画面や音量、視聴時の態度、他人からの制止にも関わらず視聴を続けたかどうかが処罰の可否を判断する基準となるという。性的羞恥心を引き起こす行為であれば、法的措置の対象となり得る。