MLBのアトランタ・ブレーブスからFAとなっていたマックス・フリード投手がニューヨーク・ヤンキースと8年総額2億1,800万ドル(約331億円)で契約に合意した。
11日(日本時間)「AP通信」は、「ヤンキースが左腕投手としてMLB史上最高総額でフリードを獲得した」とし、「メディカルチェックを通過次第、公式発表する予定だ」と伝えた。
ヤンキースはフアン・ソト外野手の争奪戦に敗れたものの、先発ローテーションの強化に向けてフリードの獲得に成功した。
なお、ソトはニューヨーク・メッツと15年総額7億6,500万ドル(約1,150億円)で契約合意した。
AP通信によると、フリードの契約総額は、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸(12年総額3億2,500万ドル)、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール(9年総額3億2,400万ドル)、2023年に引退したスティーブン・ストラスバーグ(7年総額2億4,500万ドル)に次ぐ規模で、左腕投手では最高総額での契約となった。
フリードは2012年MLBドラフト1巡目、全体7位でサンディエゴ・パドレスに入団し、2017年にブレーブスでMLBデビューを果たした。
MLBデビューから今季まで8シーズンをブレーブスで過ごしたフリードは、通算168試合に登板し73勝36敗、防御率3.07を記録した。
今季は29試合に登板し、11勝10敗、防御率3.25でシーズンを終えた。