彼氏のクレジットカードで3,100ウォン(約340円)を使用したことでが原因で関係が悪化し、別れを考えている女性の話が話題となっている。
最近、韓国のオンラインコミュニティに、20代後半の女性Aさんが「彼氏のカードを使って叱られた、その後の関係がぎこちなくなった」というタイトルの投稿を掲載した。
投稿によると、一人暮らしのAさんは約10日前に体調を崩し、39度の高熱で動けない状態だった。Aさんと連絡が取れず心配した母親が出勤途中に家に立ち寄り、病院に連れて行ってくれたという。急いで病院へ向かったAさんは診察を終え、母親を会社へ見送った後、家に財布を忘れてきたことに気づいた。
薬代を支払うお金がなかったAさんは、慌ててコートのポケットを探したところ、彼氏のクレジットカードが入っているのを見つけた。それは彼氏が友人との食事中に店に忘れ、Aさんが代わりに預かっていたものだった。
Aさんは彼氏の仕事の邪魔にならないよう電話は避け、「具合が悪くて病院に来たけど財布を忘れちゃった。この前預かっておいてって言ってたカードで薬代だけ払ってもいい?後でお金を返すから」とメッセージを送った。
しかし、普段はすぐに返信をくれる彼氏から15分経っても返事がなかった。悩んだ末、Aさんは彼氏のカードで薬代3,100ウォン(約340円)を決済した。
事実を知った彼氏の怒り
30分後、彼氏から「お前のせいで銀行から電話がきて大騒ぎになった」、「なぜ許可なく他人のカードを使うんだ」、「詐欺被害に遭ったのかと思って驚いた」といった怒りのメッセージが次々と届いたという。
さらに、2日後のデートの日も、彼氏はAさんが自分のカードを無断で使用したことに対して終始苛立ちを隠せない様子だった。申し訳ない気持ちでデート代を全て支払い、何度も謝ったが、心の中では納得できない部分があった。
別れ際にAさんは彼氏に対し、「3,100ウォン(約340円)で詐欺を心配するのは少し大げさじゃない?」と言った。それを聞いた彼氏は「反省の色が見えない」と言い帰ってしまったという。その後、彼氏は時折連絡をしてきたが、怒りが収まらず、Aさんも気が進まないまま素っ気ない返事を続け、10日が過ぎた。
Aさんは「彼氏がずっと『結婚したい』と言っていたので、私も無意識のうちに彼との将来を描いていたのかもしれない。だから薬代くらいなら使っても問題ないと思ってしまったのかも」と語った。
しかし、悔しい気持ちを隠せなかったAさんは、「贅沢をしたわけでもなく、薬代、それもたった3,100ウォン(約340円)なのに。結婚を考えるほど好きな女性なら、この程度は理解できるはずだと思う」と語った。
さらに「10日ほど経ったが、彼氏は怒りが収まったのか、一人で楽しそうに年末旅行の計画を立て、私にも意見を求めてきている。でも『年末は忙しくて旅行に行けないと思う』とだけ伝え、まともに返事をせず無視している」と明かした。
Aさんは「もはや関係が修復できないと感じ、別れを切り出したいが、後味の悪い終わり方にはしたくなくて、メッセージを書いては消してを繰り返している」と投稿を締めくくった。